都道府県を覚えるための日本地図パズルで有名なのは「学研」と「くもん」のパズルです。
それぞれ良い点があるので、どちらにするか迷いますよね。
この記事では、それぞれのパズルの特長からどんなお子さんにおすすめかを、東大卒ママがわかりやすく解説します!
【日本地図パズル】「学研」と「くもん」 どちらがいい?

日本地図のパズルで有名なのは、次の2つです。
●学研の遊びながらよくわかる 木製地図パズル
●くもんの日本地図パズル
いちばん大きな違いは、学研は「木製」でくもんは「プラスチック製」という点ですが、よく見ると他にも様々な違いがあります。
それぞれのパズルの特長から考えるおすすめは、↓これです!
●幼児~小学生の都道府県学習に最適
>>学研の遊びながらよくわかる 木製パズル日本地図
●小さい子供が初めて都道府県に親しむのにおすすめ
>>くもんの日本地図パズル

それぞれのパズルについて詳しく解説するので、参考にしてね!
【学研の遊びながらよくわかる 木製パズル日本地図】幼児から小学生の都道府県学習におすすめ


お子さんの都道府県の学習が目的であれば、学研の遊びながらよくわかる 木製パズル日本地図をおすすめします。
日本地図パズルのいちばんの目的である「遊びながら都道府県の形と位置を覚える」ための工夫が、十分にされているからです。
>>学研の遊びながらよくわかる 木製パズル日本地図をAmazonで見る
都道府県の形がリアルに表現されている


上の写真からもわかるように、学研のパズルはピースの形が実際の都道府県にかなり近く、よりリアルに表現されています。



くもんなど他社の日本地図パズルのピースは、学研にくらべると丸みをおびた形のものが多いね!
日本の海岸線は複雑に入り組んでいるのが特徴です。
学研のパズルは、例えばリアス海岸で有名な岩手県の三陸海岸など、特ちょうのあるギザギザした海岸線も十分に表現できています。
学研のパズルは小さい子にははめにくい?
Amazonのレビューや口コミなどでは、「ピースにギザギザが多いので、手先がまだ器用でない小さい子にははめにくい」という意見もあります。
ピースにギザギザが多いのは都道府県の形をよりリアルに表現しているためであり、むしろよい点でもあります。
対象年齢は「5歳」となっているので、5歳前後のお子さんであれば「どうしてもはめられなくて難しい」ということはないでしょう。



「小さい子でも遊べた」という口コミもあるよ。
最初は難しくても、慣れれば大丈夫そうだね!
お子さんがまだ小さくてやはり難しそうという場合には、小さいお子さんでも扱いやすい「くもんの日本地図パズル」のほうをおすすめします。
都道府県だけでなく県庁所在地の学習もできる


都道府県の次に覚えてほしいのが「県庁所在地」ですよね!
上の写真のとおり、学研のパズルはパズル台(ピースをはめる土台の部分)に「都道府県名の読み方(ひらがな)」と「県庁所在地」とが書いてあります。
ピースをはめるたびにお子さんが目にするので、読み方と県庁所在地もあわせて学ぶことができます。



パズルで遊びながら、都道府県だけでなく県庁所在地も自然に覚えることができるね!
木のぬくもりが感じられる
学研のパズルのいちばんの特長が木で作られているところです。



木製のおもちゃは、他の素材にはないぬくもりが感じられるのがいいよね!
ただし木製であるがために、Amazonのレビューなどでは「ピースに欠けている箇所があった」というような口コミも見られます。
購入された場合は、早めに製品の状態を確認しましょう。
リニューアル前との違い
ブログなどでは「学研のパズルは北海道の位置が正しくない」という口コミもありますが、これは古い情報です。
2018年4月発売の新しいバージョンのパズルは、北海道も正しい位置にあります。
【古いバージョンの特徴】
●外箱が木目調の柄で、「木製シリーズ」と書かれている。
●北海道が正しい位置(右上)ではなく、左上にある。
●各ピースがギザギザの形ではなく、丸みのある形をしている。



Amazonや楽天などの通販サイトでは古いバージョンが売られている場合もあるよ。
まちがって買わないように注意してね!
↓こちらが新しいバージョンです。


【学研の遊びながらよくわかる 木製パズル日本地図】基本情報
商品名 | 学研の遊びながらよくわかる 木製パズル日本地図 |
価格 | 定価4,400円(税込) ※Amazonや楽天などでは、値引きでかなり安くなっている場合が多い。 |
材質 | 木材(シナベニヤ、ブナ) |
サイズ | 開いた状態:幅52.7×横33.4×高さ2.6cm |
対象年齢 | 5歳以上 |
セット内容 | ・台(収納ケース):1個 ・パズルピース:47個 ・形丸覚え表(W51xH36.2cm): 1枚 ・取り扱い説明書:1枚 |
【くもんの日本地図パズル】小さい子供が初めて都道府県を学ぶのにおすすめ


くもんのパズルは、小学校に入る前のお子さんでも、遊びながら日本地図に親しめる工夫がたくさんされています。
小さい頃から早く地理に親しんでもらいたい場合は、くもんの日本地図パズルをおすすめします。
【くもんの日本地図パズル】は小さい子供が遊びやすい
くもんの日本地図パズルのいちばんの特長は「プラスチック製」という点です。
小さいお子さんが遊ぶ場合、汚れなどが気になりますよね。
素材がプラスチックであれば、汚れてもお手入れしやすいので便利です。
【プラスチック製の良い点】
●遊んで汚れてしまっても、ふき取りなどのお手入れがしやすい。
●ピースがカチッとはまるので、小さい子供でもはめやすい。
●各ピースは約1cmの厚みで作られており、小さい子供がつまんで遊びやすい。



プラスチック製だから小さい子供でも遊びやすく作られているね!
Amazonのレビューや口コミでは「2才の子供でも遊べた」という意見もあるよ!
「基本ピース」と「発展ピース」で長く遊べる


くもんのパズルのピースは、カラフルな「基本ピース」と無地の「発展ピース」の2種類がセットに入っています。
●基本ピース
→8つの地方別にカラフルに色分けされている。
●発展ピース
→全てのピースが同じ色でできている。
最初は色分けされてわかりやすい基本ピースで遊び、慣れてきたら無地の発展ピースに挑戦してみるなど、ステップアップしながら長く遊ぶことができます。
「ひらがなシール」と「目かくしシール」で難易度を調整できる
くもんの日本地図パズルには、ピースに貼る「ひらがなシール」と「目かくしシール」がセットに付いています。
ピースにはもともと都道府県名が漢字で印刷されています。
まだ漢字の読めないお子さんが遊ぶ場合、「ひらがなシール」をピースに貼ってあげるとわかりやすいですね。
逆にパズルが簡単にできるようになったお子さんには、ピースの書いてある都道府県名に「目かくしシール」を貼って隠せば、パズルの難易度が上がってさらに楽しめます。



「小さいシールを一つ一つ貼るのは面倒」という口コミもあるけれど、きちんと活用すればパズルの難易度の幅がグッと広がるね!
県庁所在地を学習する場合は、セットに入っている県庁所在地が書かれた地形図を見て学習することができます。
県庁所在地を学校で習うのは小学4年生なので、あせらず、まずは日本地図に慣れるところから始めましょう!
くもんの日本地図パズル PN-32のリニューアル前との違い
くもんの日本地図パズルは2019年8月にリニューアルされており、最新の品番は「PN-32」です。
品番(型番)が「PN-30」と記載されているものは古いバージョンです。
Amazonや楽天などのサイトではまだ販売されていることがありますので、購入されるときはまちがえないようにご注意ください。
【古いバージョンの特徴】
●品番が記載されていない、または「PN-30」と記載されている。
●セットに「特産物・名所の地図」「世界遺産の地図」(表裏1枚)が入っていない。



買うときには品番をよく確かめて、まちがえないように気を付けてね!
↓こちらが新しいバージョンの「PN-32」です。


【くもんの日本地図パズル】基本情報
商品名 | くもんの日本地図パズル |
価格 | 定価3,520円(税込) ※Amazonや楽天などでは、値引きでかなり安くなっている場合が多い。 |
材質 | プラスチック(ABS) |
サイズ | 開いた状態:縦30×横52.4×厚さ2.8cm |
対象年齢 | 5歳以上 |
セット内容 | ・基本ピース:47個 ・発展ピース:47個 ・パズル台:1個 ・ひらがなシール(目かくしシール):1枚 ・地図:3枚 ・ピース収納袋:2枚 |
【日本地図パズル】まとめ
学研とくもんの日本地図パズルについて、特長やどんなお子さんにおすすめかを解説しました。
お子さんに合ったパズルを選んで、楽しく都道府県を学んでくださいね!
→幼児~小学生の地理学習用におすすめ


→小さい子供の地理入門用におすすめ

