子供も大人も盛り上がる、コンパクトなおすすめのボードゲーム
お子さんとボードゲームを楽しみたいと思っている親御さんは多いでしょう。
ボードゲームといえば、オセロ、モノポリー、人生ゲームなどが有名です。
もちろんどれも楽しいのですが、大人ばかりが勝ってしまうと子供が楽しくなかったり、だからといって大人が子供にあわせて手を抜くのもつまらないですよね。

また、ボードゲームを買おうと思った時に、置き場所に困ったことはないでしょうか。
ボードゲームはたいてい大きくて平らな四角い箱に入っています。2個、3個と増えていくと、それだけでかなり場所を取ります。
この記事でおすすめするボードゲームは、どれもルールが簡単で子供でも楽しく遊べて、さらにコンパクトで置き場所に困らないものです。
もちろん、持ち運びもできる大きさなので、旅行やキャンプにも持って行けます。
実際に親子で遊んでみた50種類以上のボードゲームの中から、親子で盛り上がるおすすめのボードゲーム3つをご紹介します。
おばけキャッチ

【おばけキャッチ】の遊び方・ルール
5つのコマ(赤いイス、青い本、白いオバケ、灰色のネズミ、緑のビン)を中央に並べます。
カードを山にして置き、山の一番上から1枚ずつめくります。
カードの絵と色も形も合っているコマがある場合は、そのコマをすばやくつかみます。
例えば、カードに「赤いイス」に座った「灰色のオバケ」の絵がかいてあった場合、「赤いイス」のコマを速くつかんだ人がそのカードをもらいます。
カードの絵と色も形も合っているコマがない場合は、色も形もカードにかかれていないコマをつかみます。
例えば、カードに「白い本」の上にある「赤いビン」の絵がかいてあった場合、色は「白」「赤」、形は「本」「ビン」のどれにもあてはまらないコマ、すなわち「灰色のネズミ」のコマが正解です。
「灰色のネズミ」のコマを速くつかんだ人がそのカードをもらいます。
なお、お手つき(まちがったコマをとってしまった場合)は、それまでにもらったカードの中から1枚捨てます。
カードの山がすべてなくなったらゲーム終了です。
一番多くカードをもらった人が勝ちです。

【おばけキャッチ】のメリット・デメリット
写真のとおり、かさばらず、とてもコンパクトなので置き場所に困りません。
ゲームに使うものがカードと5つのコマだけなので、準備に時間もかからず、すぐに始められます。
ルールも簡単なので、大人も子供も一緒に遊べて盛り上がります。ルールさえ理解できれば、子供だけでも遊べます。
なおデメリットというわけではないですが、盛り上がりすぎると、コマをとろうとした時に、勢いあまってたたき飛ばしてしまうことがあります(汗)
【おばけキャッチ】の対象年齢・遊べる人数
対象年齢は8歳以上、遊べる人数は2人~8人です。
8歳以上となっていますが、ルールが簡単なので、最初に大人が説明してあげれば年長さんぐらいでも遊べると思います。
2人から遊べるので、兄弟姉妹がいれば子供だけでも遊んでくれて、親は助かります(笑)
【おばけキャッチ】の買い方・最安値
実際のお店で購入される場合、ボードゲームをたくさんとりそろえているようなお店でないと、置いてない場合が多いです。
Amazon・楽天・Yahooなどのネットで購入されたほうが確実でしょう。
参考価格は税込1,800円です。(1,799円と記載されている場合もあります。)
この記事を書いている2020年5月現在は、人気があるようであまり値引きされていません。急がない場合は、セールなどポイントが多くつくタイミングをねらって購入されるのもよいでしょう。
ニャーメンズ~裏切りの協力ゲーム

【ニャーメンズ】の遊び方・ルール
はじめにプレイヤーはニャーメンズとアサシンに分かれます。
ニャーメンズは通信機とスノーモービルてを修理して北極からの脱出をめざし、アサシンはニャーメンズたちにバレないようにこっそり修理のジャマをします。
自分がニャーメンズだった場合、各プレイヤーのおしゃべりや態度、カードの出し方などから、誰がアサシンなのかを考えながらプレイします。
自分がアサシンだった場合は、アサシンであることがバレないように振る舞いましょう。人狼(じんろう)」というゲームにちょっと似ている感じですね。

修理は、1~30の数字がかかれた30枚のカードを、数字の大きさの順番に置いていくと修理できます。通信機は「1、2、3・・・」と数字が大きくなるようにカードを置きます。スノーモービルは「30、29、28・・・」と数字が小さくなるようにカードを置きます。
修理カードの中にはイベントカードという指示がかかれたカードがまざっていて、プレイヤーはその指示にしたがってイベントをこなします。
修理カードを全部置くことができたらニャーメンズの勝ちです。
修理カードが残ってしまったら修理は失敗です。その場合、「せーの」でアサシンだと思うプレイヤーを指さします。ドキドキして盛り上がる瞬間ですね。
うまくアサシンを見破ることができればニャーメンズの勝ちです。
アサシンだったことがバレなければアサシンの勝ちです。
【ニャーメンズ】のメリット・デメリット
写真のとおり、文庫本よりも小さいので、とてもコンパクトで置き場所に困りません。
ゲームに使うものがカードとサイコロ1つだけなので、準備に時間もかからず、すぐに始められます。
カードはピンク色がベースで、イラストもほんわかしたかわいい感じなので、ボードゲームをあまりしない女の子にもおすすめです。
細かいルールが結構ありますが、「遊び方説明書」とは別に「かんたん説明書」というのが付いていて、それを見ればわかりやすくルールが理解できます。

一度遊んでみれば、子供でもすぐにルールが理解できます。大人も子供も一緒に遊べて盛り上がれますし、ルールさえ理解できれば、子供だけでも遊べます。
なお、デメリットというわけではありませんが、子供がアサシンで、最後にみんなに指をさされてアサシンであることがバレてしまった時、たまに泣いてしまうお子さんがいます。
そんなことにならないよう、アサシンを見破った時にはみんなで大笑いするような、楽しい雰囲気で遊ぶことをおすすめします。
【ニャーメンズ】の対象年齢・遊べる人数
対象年齢は8歳以上、遊べる人数は2人~5人です。
ルールは細かいですがそれほど難しくはないので、最初に大人が説明してあげれば小学校低学年でも遊べると思います。
【ニャーメンズ】の買い方・最安値
実際のお店では、ボードゲーム専門店でないと置いてない場合が多いです。Amazon・楽天・Yahooなどのネットで購入されるほうが確実でしょう。
定価は1,980円(税込)です。
定価より安く販売されているものもありますが、送料が500円かかるなど、結局は定価より高くなってしまう場合もありますので、ご注意ください。
TOKYO HIGHWAY(トーキョーハイウェイ)

【トーキョーハイウェイ】の遊び方・ルール
2人用と4人用の2種類が販売されていますが、基本的なルールはどちらも同じです。
なお、道路の設置や車が置ける条件はもう少し細かいですが、ここでは省略しておおまかなルールを説明します。
最初に、車、道路(グレーの棒)、柱(グレーとイエローの円柱のコマ)をそれぞれプレイヤーに分けます。
各プレイヤーは、順番に柱に道路を設置してハイウェイを作っていきます。

道路の設置方法には、「道路を設置する時に他の道路や柱に触れてはいけない」など、いくつかのルールがあります。
また、ゲーム中に相手の車や道路を崩してしまったら、自分の柱を相手に1つ渡さなければなりません。
自分の順番で設置した道路が、はじめて相手の道路を交差して上をこえたとき(または、交差して下をくぐった時)は、その自分の道路の上に車を置くことができます。
2本の道路を同時にこえた時は、2台の車を置くことができます。
先にすべての車を置き終わったプレイヤーの勝ちです。
途中で道路や柱などの建設資材がなくなってしまったら、そのプレイヤーの負けになります。

【トーキョーハイウェイ】のメリット・デメリット
写真の通り、2人用であれば一般的なボードゲームの半分くらいの大きさなので、置き場所に困りません。
ゲームのルールは、道路の設置方法や車が置ける条件など細かいものもありますが、実際にやってみるとそれほど難しくなく、子どもでも理解できます。
また、説明書には子ども向けの「簡易ルール」も書いてあります。
小さいお子さんと遊ぶ場合には、この「簡易ルール」のほうででやってみるとよいでしょう。
勝つためには相手との駆け引きも重要ですが、「くずさないようにそっと置く」ということも重要です。
そのため、手の小さい子供のほうが大人より上手だったりします。

レゴとかブロック遊びが好きな子どもは、特におすすめだよ!
ゲーム終盤になると複雑に組みあがったハイウェイ(高速道路)ができてきます。
インスタ映えまちがいなしです(笑)
デメリットとしては、2人用を購入した場合は2人まで、4人用でも最大4人までしか遊べません。
大人数でワイワイ楽しむというより、少人数でじっくり楽しむゲームですね。
【トーキョーハイウェイ】の対象年齢・遊べる人数
対象年齢は8歳以上です。
8歳以上となっていますが、説明書に書いてある「子ども向け簡易ルール」で遊べば、年長さんでも理解して遊べると思います。
車や柱など小さいコマがあるので、口に入れてしまうような小さいお子さんがいる場合には、やめたほうがよいです。
遊べる人数は2人用の場合は2人、4人用の場合は2人~4人です。
【トーキョーハイウェイ】の買い方・最安値
実際のお店で購入される場合、ボードゲームをたくさんとりそろえているようなお店でないと、置いてない場合が多いです。
確実に購入されたい場合は、Amazon・楽天・Yahooなどのネットで購入されたほうがよいでしょう。
定価は、4人用が5,940円(税込)、2人用が3,850円(税込)です。
人気があるためほとんど値引き販売はされておらず、むしろ実際の値段より高値で売られている場合もあります。
定価で販売されているときをねらって買いましょう。
まだまだある!子供2人だけでも遊べるおすすめのボードゲーム
この記事で紹介した以外にも、まだまだ楽しいボードゲームがたくさんあります。
大人が一緒についていなくても、子供たちだけで遊べるものもあります。
子供2人だけでも遊べるおすすめのボードゲームは、こちらの記事をどうぞ。

ぜひご家族でボードゲームを楽しんでみてください!