「なぞり書き」は効果なし?ひらがな練習は「写し書き」が正解!

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ひらがなの練習といえば昔はお手本の字をなぞる「なぞり書き」でしたが、現在の主流は「写し書き」です。

この記事では、「写し書き」のほうが効果が高い理由と、「写し書き」で練習できるひらがなドリルについてまとめました。

いちこ

息子が実際に「写し書き」でひらがなの練習をした効果を、画像付きで解説します!

小学校入学前に学んでおきたいこと

時計の読み方(時計が学べる絵本)
都道府県名と位置(日本地図パズル)

目次

ひらがな練習は「なぞり書き」より効果の高い「写し書き」で!

ひらがな練習において、お手本の字を鉛筆でなぞる「なぞり書き」よりも、もっと効果的な練習方法として最近注目されているのが「写し書き」です。

「写し書き」とは、お手本の字をなぞるのではなく、お手本の字をよく見て、まねをして書く練習方法です。

いちこ

最近は、写し書きで字の練習ができるドリルが増えています。

それだけ写し書きの効果が認められているということですね!

↓うちの息子が4歳の時に「写し書き」で初めてひらがなの練習をした時の写真です。

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「る」も「を」も、いちばん最初に書いた字(右側)は、字の形そのものがまちがっています(涙)

しかし「写し書き」の練習効果で、右から左へとだんだん字が上手に書けるようにようになっているのが、はっきりとわかります!

【写し書きのひらがな練習ドリル】おすすめ3冊

最近では「写し書き」のひらがなドリルも書店で多く見かけるようになりました。

その中でもおすすめなのが、この3つです。

【写し書きのひらがなドリル・おすすめ3冊】

なぞらずにうまくなる 子どものひらがな練習帳

見るだけでうまくなる まほうのひらがな練習帳

どんな子でもすぐにきれいな字になる!まほうのひらがなれんしゅうちょう

いちこ

それぞれのドリルの特長について、わかりやすく説明します!

なぞらずにうまくなる 子どものひらがな練習帳

なぞらずにうまくなる 子どものひらがな練習帳

写し書きのドリルの中で、最も有名で最も売れているひらがなドリルです。

累計部数35万部を突破し、幼児用ドリルとしては大ベストセラーとなったドリルです。

わが家が購入したのは7年前で、その当時もAmazonのベストセラーランキング(国語・幼児用ドリル)で1位でしたが、今でも度々1位になっています。

いちこ

何年もずっと売れ続けているのは、それだけ効果が認められているからですよね!

(画像引用元:https://www.amazon.co.jp/)

お手本には「しゅーっ」「くるーっ」「ジャンプ!!」など、かわいいイラストが書かれています。

いちこ

息子も「しゅーっ」と言いながら楽しそうに練習していましたよ^^

指でなぞった後、お手本を見てまねして書く「写し書き」で練習していきます。

お手本をよく見て書くことによって、正しい字の形をとらえることができるようになります。

↑上の写真は、実際に息子が4歳の時に練習したものです。

最初(右ページ)は字の形そのものがおかしかったのが、最後(左ページ)にはきれいな字になっています。

効果がはっきりわかるので、親も子もやりがいがありますよ!

対象年齢6〜7歳ですが、そんなに難しい内容ではないので、親が一緒に見てあげれば未就学のお子さんでも大丈夫だと思います。息子は4歳でしたが問題なく練習できました。

見るだけでうまくなる まほうのひらがな練習帳

見るだけでうまくなる まほうのひらがな練習帳

はじめてのひらがな練習に最適な、やさしい写し書きのドリルです。

大人気の「なぞらずにうまくなる 子どものひらがな練習帳」は、まだ少し早いというお子さんのために作られたドリルです。

対象年齢は4~5歳で、「なぞらずにうまくなる 子どものひらがな練習帳」よりもやさしい基礎的な内容になっています。

(画像引用元:https://www.amazon.co.jp/)

本の内容ははぐれたお母さんへびを探す子へびの冒険物語で、子供が楽しく練習できるように工夫されています。

小学校入学前に、はじめてひらがなを練習するお子さんにおすすめです。

まほうのひらがなれんしゅうちょう

まほうのひらがなれんしゅうちょう

伝統山下流に基づいた美しい字がお手本のひらがなドリルです。

第1回ペン字検定最高位をトップで合格し、文部大臣賞も受賞されている山下静雨氏監修のひらがなドリルです。

ペン字の世界では知らない人はいないと言われるほど有名な方です。

学校の教科書で使われている「教科書体」をベースに、山下静雨氏の「伝統山下流」に基づいた美しい字がお手本となっています。

いちこ

字のお手本としては最高ですね!

文字の形をわかりやすく「丸・三角・四角」などで分類しているので、子供でもパっと見て文字の形をつかむことができます。

説明のイラストも、ほのぼのとした雰囲気でとてもかわいいですよ。

本の中身を見たい方は、楽天ブックスのサイトで見ることができます。
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なぞり書きのひらがな練習はなぜ効果が出ないのか?

ひらがなの練習方法としては、現在でもグレーのお手本の字をなぞる「なぞり書き」が主流です。

しかし、実は「なぞり書き」はあまり効果がないという説があります。

なぞり書きはあまり効果がない!

ひらがなの練習では、なぞり書きがよく行われています。なぞり書きとは、薄い灰色の字を上からなぞることです。
しかし、子どもは、なぞり書きが嫌いです。はみ出すと注意されるし、頭を使わない単純作業だからです。

著者:桂聖・永田紗戀「なぞらずにうまくなる 子どものひらがな練習帳」より引用

従来の「なぞり書き」は、お子さんにとって面白みがないうえに、成長途上のために自由自在に鉛筆を操ることができず、見本の線からはみ出したりしてしまうことが多く、嫌う傾向があります。

著者:山下静雨・武田静風「まほうのひらがなれんしゅうちょう」より引用

確かに「なぞり書き」だと、線をはみ出さないようになぞるだけの作業になってしまっていることがよくあります。

これでは字を書く練習ではなく、線をなぞる練習になってしまいます。

「写し書き」のドリルにもお手本の字をなぞる練習がありますが、鉛筆ではなく指でなぞって字の形をつかみます。

指でなぞるので、いくらはみ出しても平気です。

いちこ

はみ出しても叱られないので、子供も楽しくのびのびと練習できますね!

【まとめ】「写し書き」のひらがな練習ドリル

「写し書き」のひらがなドリル3つについて、わかりやすくまとめました。

ドリルを選ぶときの参考にしてみてください。

【写し書きのひらがなドリル・おすすめ3冊】

なぞらずにうまくなる 子どものひらがな練習帳
・対象年齢6~7歳
・最も有名な写し書きのドリル
・「しゅーっ」「くるーっ」などと声を出して楽しく練習できる

見るだけでうまくなる まほうのひらがな練習帳

・対象年齢4~5歳
・はじめてのひらがな練習に最適
・はぐれたお母さんへびを探す子へびの冒険物語で楽しく練習できる

どんな子でもすぐにきれいな字になる!まほうのひらがなれんしゅうちょう

・伝統山下流に基づいた美しい字がお手本
・文字の形をわかりやすく「丸・三角・四角」などで分類している

お子さんが楽しく取り組めるひらがなドリルを、ぜひ探してみてください!

この記事を書いた人:いちこ
子供の学習について考える
東大法学部卒業後、大手企業に就職。現在は子供2人のママ。楽しく効果的な学習方法について日夜考え抜く日々。Twitterでは子供の学習や受験についてつぶやいているので、気軽にフォローしてくださいね。時々、親ばかツイートあり(笑)
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