子どもが虫嫌いにならないための方法は、まず親が「虫が好き」「虫は怖くない」という態度を見せることです。
私自身は虫が大の苦手ですが、子どもたちの前で虫好きのフリをし続けた結果、子どもたちは虫好きに成長しました!
【虫嫌いを克服!】昆虫好きな子供に育てる方法
![昆虫好きで野原で虫取りを楽しむ女の子達](https://todai-mama.com/wp-content/uploads/2020/04/hutagomushitori-e1587305994742.jpg)
生まれつき虫が嫌いというよりも、小さい時は虫が好きな子供が多いのではないでしょうか。
しかし、親が「虫が嫌い」「虫が怖い」という態度を子供に見せていると、子供もだんだん虫が苦手になってしまいます。
親が「虫が好き」「虫は怖くない」という態度を見せていれば、子供も自然と虫を好きになり、必要以上に怖がらなくなります。
親が虫嫌いだと子供も虫嫌いになる
「男の子は虫が好き」「女の子は虫が嫌い」というイメージがありますが、必ずしもそうではありません。
幼稚園・保育園や小学校のお友達親子を思い浮かべてみてください。
男の子でも虫が苦手だというお子さん。その親御さんも、虫嫌いではないでしょうか。
女の子でも虫が好きなお子さん。その親御さんも虫好きで、親子で一緒に虫捕りに行ったり、野原でバッタをつかまえて遊んだりしていませんか?
子供は親が思っている以上に親の影響を大きく受けます。
お子さんが虫嫌いにならないためには、まず親が虫を好きになるか、無理なら虫好きなフリをしましょう。
虫をあからさまに怖がるところを、お子さんに見せないように工夫してみましょう。
どうしても虫が苦手な親はどうするか
![野原で虫を観察する虫好きな女の子たち](https://todai-mama.com/wp-content/uploads/2020/04/noharakodomo.jpg)
![](https://todai-mama.com/wp-content/uploads/2020/03/profile-e1585580444418.png)
実は私は虫が大の苦手です(汗)
長男がまだ小さいころ読んだ本に、「親が虫嫌いだと子供も虫嫌いになる」と書いてありました。
なるほどと思い、長男が虫嫌いにならないよう、長男の前では虫が好きなフリをしようと決めました。
虫嫌いの私が実行した、「虫好きのフリ作戦」をご紹介します(笑)
子供が虫を「かわいいね!」「かっこいいね!」と言った時
反射的に「キャー!」と叫んだり、「気持ち悪い」などと否定しないよう気をつけます。
子どもには「うんうん、かわいいね!」「かっこいいね!」と言ってあげます。
大人でも、相手が自分の言ったことに「うんうん」と同意してくれたらうれしいですよね。
子供がつかまえた虫を「見て見てー!」と持ってきた時
子供あるあるですね(汗)
そんな時は、手でつかんでいると虫さんがつらいから逃がしてあげようねとすすめます。
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【例1】
そんなに虫さんをギューっとしたら、虫さんが痛いよーってなっちゃうよ。そっとはなしてあげようね。
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【例2】
虫さんは草の中にいるほうが好きなんだよね。もう少し見たら、帰してあげようね。
子供がつかまえた虫を家に持って帰りたいと言った時
これも子供あるあるですね(汗)
特に、カブトムシ・クワガタ・カマキリなど、人気のあるかっこいい虫をつかまえた時は、必ず言われます。
自分は虫嫌いでも、家族に虫好きがいて家で責任をもって飼えるという場合はよいのですが、飼えない場合のほうが多いですよね。
そんな時は、「虫さんの気持ちになって考えてみよう」と話します。
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【例】
虫さんは、草や木がたくさんあるところと、せまいケースの中と、どっちにいたほうが楽しいかな?草や木がたくさんあるところで暮らしたほうが楽しいよね。今日はさようならしてあげようね。
子供が虫嫌いを克服するメリット
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虫好きであれば、生物分野に興味を持つことができ、理科が得意になる手助けとなります。
小学生の学習においては、「好き」=「得意」という場合が多いです。
「みんなより好き」、「みんなよりくわしい」という自信が、もっと勉強して得意になりたいという気持ちにつながります。
勉強に関係なく、日常生活においても、苦手なものは少ないほうがいいです。
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将来、一人暮らしになった時も役に立ちますね(笑)
親が虫好きのフリをした結果
親が虫好きのフリを続けた結果、息子も娘も虫好きに育ちました!
最近では「本当はママは虫が苦手」ということに気づいています(笑)
それはそれで親が苦手なものが自分は得意というのがうれしいようです。
私自身も虫好きのフリをしたり、子供達と一緒に昆虫のテレビ番組を見たりしているうちに、以前ほど苦手ではなくなってきました。
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自己暗示のような感じですね!
虫にさわるのはまだ無理ですが、見てもそれほど怖くなくなりました。
虫を克服したら、家族でキャンプに行くなどアウトドアも楽しめますよ!