「もうすぐ小学生だけど何を準備したらいいの?」
「ドリルやワークはどれがいいの?」
年長さんを持つ親御さんの多くが抱える悩みですよね。小学校入学は、お子さんにとってはもちろん保護者にとっても大きな節目です。
小学校生活を自信を持ってスタートできるよう、お子さんにぴったりの入学準備向けドリル・ワークを見つけてくださいね!
入学準備、何から始める?
書店にはさまざまな入学準備ドリルやワークがならんでいて、「一体なにをしたらいいんだろう?」と迷ってしまいますよね。
小学校入学準備でしておくべきなのは以下の4つです!
【小学校入学準備でやるべきこと!】
1. 国語の基礎:ひらがなの読み書き。できればカタカナの読み書きもやっておくと安心。
2. 算数の基礎:数字の読み書き。できればかんたんな足し算と引き算もできると安心。
3. 生活習慣とマナー:あいさつやルール、時計の読み方など。
4. プラスα:余裕があれば英語の学習もやっておくと安心。
これらをカバーするドリルやワークを選べば、入学後のつまずきを防げます。
ポイントは「1日10分、親子で一緒に」。無理せず、褒めて伸ばすのが成功の秘訣ですよ!おすすめ人気ドリル5選!徹底比較Amazonや楽天の売れ筋、口コミを基に、年長さん向けのトップ5を厳選。内容、対象年齢、強みを比較してみました。
ドリル名 | 出版社 | 対象年齢 | ページ数/価格目安 | 主な内容 | 強み | 弱み |
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ドラえもんとやってみよう!日めくり式 入学準備 | 小学館 | 5-6歳 | 365ページ / 1,200円 | ひらがな、かず、生活マナー、1日1テーマ | 日めくりで習慣化しやすい。ドラえもんイラストでモチベUP | 英語なし。毎日続けるのが大変かも |
まなぼうずの入学準備ワーク | 学研 | 5-6歳 | 80ページ / 800円 | 国語・算数・生活、ワーク形式 | イラスト豊富で楽しく。無料アプリ連動 | ボリューム少なめで物足りない子も |
この1冊で大丈夫!入学準備 ことばと考える力 | くもん出版 | 5-7歳 | 120ページ / 900円 | ひらがな・かず・思考パズル | くもん式の基礎固め。考える力が伸びる | 少し難易度高め。親のフォロー必要 |
うんこドリル 小学1年生準備編 | ぶんか社 | 5-6歳 | 100ページ / 700円 | 国語・算数、ユーモア満載 | 笑いながら学べる。人気No.1のエンタメ性 | 真面目派には合わないかも |
新学習指導要領対応 小学校入学準備ドリル | 旺文社 | 5-6歳 | 150ページ / 1,000円 | 国語・算数・英語・生活、全カバー | 最新カリキュラム対応。バランス抜群 | イラストがシンプルで魅力薄め |
特に人気の高いドリル・ワークをピックアップし、それぞれの特徴を比較します。
徹底比較!人気の入学準備ドリル・ワーク
1位:ドラえもんとやってみよう!日めくり式 入学準備(小学館)ドラえもんファンなら迷わずコレ! 1年分(365日)の日めくり式で、毎日ひらがな1文字やかずの数え方、挨拶の練習が出てきます。イラストが可愛くて、息子は「ドラえもんと勉強!」と喜んで持ち歩きます。生活面では「手を洗うタイミング」や「友達とのおしゃべり」も学べて、入学後の学校生活に直結。口コミでは「習慣づけに最適」「親子で笑顔が増えた」と高評価。価格も手頃で、長期的に使える一冊です。ただ、英語は入っていないので、プラスでアプリを併用するママも多いみたい。
2位:まなぼうずの入学準備ワーク(学研)学研の定番、まなぼうずシリーズ。かわいいキャラクターがガイドするワーク形式で、ひらがな書き取りやかずの積み木遊びが満載。80ページとコンパクトなので、1週間でサクッと終えられます。特典の無料アプリで音声読み上げがつくから、親が忙しい時も安心。うちの子は「まなぼうずと冒険!」みたいに没頭して、国語の自信がつきました。強みは「遊び要素多め」で、勉強嫌いを防げる点。弱点はボリュームが少ないので、終わったら次の学研ドリルに進むのがおすすめ。
3位:この1冊で大丈夫!入学準備 ことばと考える力(くもん出版)くもんらしい、基礎重視の1冊。ひらがな・カタカナのトレースから、簡単なパズルで「なぜ?」を考えさせる内容。算数は1から20までの数唱えや形の組み合わせで、論理的思考を養います。120ページとボリュームがあり、ステップアップ式なので達成感が得やすいんです。パパからの口コミ「くもん式で学校の予習にぴったり」。難易度がやや高めですが、親子で解説すればOK。英語の挨拶も少し入ってるのが嬉しいポイント!
4位:うんこドリル 小学1年生準備編(ぶんか社)「勉強ってつまんない」を吹き飛ばす、うんこキャラのドリル! ひらがな探しゲームやかずのうんこ積み重ねで、国語・算数を笑いながらクリア。100ページの短編形式で、1日5分で進められます。Amazonレビューで「子供が自らやりたがる」「入学不安が解消」と大人気。エンタメ性抜群で、男の子に特におすすめ。でも、女の子や真剣派には「ふざけすぎ?」と感じるかも。手軽にモチベを上げたいなら、まずこれからスタートを。
5位:新学習指導要領対応 小学校入学準備ドリル(旺文社)2025年の新指導要領にバッチリ対応したバランス型。ひらがな・かずはもちろん、簡単英語(Hello!の挨拶)や生活ルール(教室のマナー)まで網羅。150ページで、チェックシート付きだから進捗管理が楽チン。イラストはシンプルですが、問題の質が高く「学校のテスト対策みたい」との声多数。英語入門にぴったりで、グローバル志向の家庭に。弱みはキャラの魅力が薄いので、親の工夫で楽しく。
シリーズ名 | 特徴・強み | 向いているお子さん |
くもんの入学準備ドリル | 基礎の徹底、反復練習で定着。シンプルでボリュームがあり、付録も充実。**「こくご」「さんすう」**が中心。 | 集中力があり、着実に基礎を固めたい子。シンプルな教材で量をこなしたい子。 |
学研の入学準備ドリル | 「知識」だけでなく**「思考力」や「生活習慣」**もバランスよくカバー。カラフルで楽しい工夫が多い。 | 楽しみながら思考力・応用力を養いたい子。生活習慣も一緒に学びたい子。 |
Z会小学生わくわくワーク 入学準備 | **「考える力」**を重視。他のドリルより少し難易度が高めで、論理的に考える問題が多い。 | 考えることが好き、知的好奇心旺盛な子。応用力や考える力で差をつけたい子。 |
うんこ入学準備ドリル | **「楽しさ」**が最大の売り。すべての問題に「うんこ」をテーマにした例文が使われており、学習への抵抗感をなくす。 | 勉強嫌いな子、笑いながら楽しく取り組みたい子。まずは机に向かう習慣をつけたい子。 |
ドラえもん/すみっコぐらしなどのキャラクタードリル | 人気キャラクターと一緒でモチベーション維持がしやすい。内容は基礎的なものが多く、飽きさせない工夫がある。 | キャラクターが好きな子。ドリル初心者で、楽しくスタートしたい子。 |
【目的別】ドリル・ワークの選び方
ドリルを選ぶ上で最も大切なのは、「何のためにドリルに取り組むのか」という目的を明確にすることです。目的が分かれば、自ずと選ぶべきドリルが見えてきます。
目的1:まずは「机に向かう習慣」をつけたい
小学校に入ると、45分間椅子に座って授業を受けることになります。ドリルに慣れていない、集中力が続かないお子さんの場合は、まずは「机に向かう習慣」をつけることを優先しましょう。
- おすすめドリル:
- うんこ入学準備ドリル:ユニークなテーマで「勉強=楽しい」というイメージを植え付けやすい。
- キャラクタードリル:好きなキャラクターの力で、自発的に取り組む意欲を引き出す。
- ダイソーなどの100均ドリル:1テーマが短く、達成感を感じやすい。量が少ないため、まずは「終わらせる」ことを目標にしやすい。
目的2:ひらがな・数など「基礎知識」をしっかり固めたい
入学後につまずかないよう、小学校で習う学習内容の先取り学習や基礎の定着を目指す場合です。
- おすすめドリル:
- くもんの入学準備ドリル:反復練習が多く、書き方・数え方など基礎をみっちり訓練できる。
- 学研の入学準備ドリル:国語・算数の基礎をバランスよく、段階的に学べる。
- ちびむすドリル(無料ダウンロード):プリント形式で、苦手な部分だけを繰り返し練習できる手軽さが魅力。
目的3:「考える力」や「思考力」を伸ばしたい
単なる知識の丸暗記ではなく、問題文を読んで意図を理解し、自分で考える力を養うことを重視する場合です。近年、小学校教育で重要視されている分野です。
- おすすめドリル:
- Z会小学生わくわくワーク 入学準備:論理パズルや読解力につながる問題が多く、一歩踏み込んだ学習ができる。
- 宮本算数教室の教材(パズル系):算数脳を鍛えることに特化しており、考える楽しさを知るのに最適。
- 学研の頭脳開発シリーズ:思考力や図形など、応用的な分野を重点的に扱っているものもある。
目的4:国語・算数以外の「生活ルール」も学びたい
小学校生活は、学習面だけでなく、集団生活のルールや交通安全、時計の読み方など**「生活」**に関するスキルも重要になります。
- おすすめドリル:
- 学研の入学準備ドリル(せいかつワーク含む):「せいかつ」分野が充実しており、横断歩道の渡り方や持ち物の準備など、具体的な生活スキルを学べる。
- くもんの入学準備ドリル(生活習慣ボードなどの付録):ドリルと付録が連動し、生活習慣を身につけるサポートがある。
ドリル学習を成功させる3つの秘訣
ドリルを選んだら、次に大切なのは「どう取り組むか」です。親御さんの関わり方で、お子さんの学習意欲は大きく変わります。
。親子で続けるコツと注意点これらのドリルを買っても、続けられないと意味なし! 私の経験から、Tipsをシェア。
- スケジュール例:平日10分、週末20分。シール貼りでご褒美を。
- 選び方のヒント:お子さんの性格で。活発派はうんこドリル、几帳面派はくもん。
- 無料リソース活用:学研や文部科学省のサイトでひらがなプリントをダウンロード。ドリルと併用でコスパUP。
- 注意:無理強いNG。入学は「勉強」より「楽しむ心」が大事。つまずいたら先生に相談を。
秘訣1:始める「時期」と「時間」を決める
入学準備ドリルを始める理想的な時期は、年長さんの夏〜秋頃と言われます。ただし、お子さんの興味や発達状況に合わせて無理なく始めることが一番です。
- 時期: 入学直前で慌てるよりも、半年〜1年かけて少しずつ進める方が、学習習慣が定着しやすいです。
- 時間: 1日の学習時間は10分〜15分程度で十分です。短い時間でも毎日継続することで、「今日は勉強する日だ」という習慣が身につきます。「きりが良いから」と無理に引き延ばさず、集中力が途切れる前に「おしまい」にするのが鉄則です。
秘訣2:「教える」のではなく「一緒に楽しむ」姿勢
ドリル学習は、小学校の先取り学習ではなく、「楽しい遊びの延長」として捉えるのがコツです。
- 答え合わせはすぐに: 問題を解いたら、すぐに答え合わせをして、正解したら大げさなくらい褒めましょう。「わかった!」「できた!」という成功体験が、次のやる気につながります。
- 間違いはチャンス: 間違えたときは、しかるのではなく、「おしい!もう一回やってみようか?」「なんでそう考えたの?」と考えの過程を尋ねるチャンスです。特に思考系のドリルでは、正解よりも思考のプロセスが重要です。
- ご褒美は「シール」や「達成感」で: ドリルについてくる「ご褒美シール」は強力なモチベーションになります。シールを貼る場所を決めて、目に見える形で達成感を積み重ねていきましょう。
秘訣3:無料で使える教材も賢く活用する
「いきなりドリルを買うのは抵抗がある」「特定の分野だけ集中的に練習したい」という場合は、無料で利用できる教材を試してみるのも賢い方法です。
- ちびむすドリル: ひらがな、数、迷路など、小学校入学準備に必要なプリントが無料でダウンロードできます。印刷して使えるので、苦手な部分の反復練習に最適です。
- 進研ゼミなどの無料ダウンロード: 通信教育の教材会社も、期間限定で入学準備用の無料プリントを公開していることがあります。
まずは無料教材で子どもの得意・不得意や興味の方向を把握してから、市販のドリルを選ぶという流れもおすすめです。
ドリルを選ぶ際のチェックリスト
最終的にドリルを選ぶ前に、このチェックリストで確認してみましょう。
チェック項目 | YES/NO | 確認ポイント |
子どもの興味 | 表紙や中身のデザインに興味を示しているか?(キャラクター、イラストなど) | |
難易度 | 自分でスラスラ解ける問題が8割程度あるか?(簡単すぎず、難しすぎない) | |
テーマ | 国語・算数・生活など、力を入れたい分野に内容が偏っていないか? | |
ページ構成 | 1ページあたりの問題数が多すぎないか?(集中力が途切れにくい構成か) | |
価格 | 継続しやすい価格か?(途中で挫折しても悔いが残らないか) |
迷った時の鉄則は「少し簡単かな?」くらいを選ぶこと
ドリルは、お子さんが「楽しい!」「もっとやりたい!」と感じることが最も重要です。難しい問題ばかりで親子共にストレスを感じてしまっては本末転倒です。
初めてドリルに取り組む場合は、「少し簡単かな?」と感じるレベルからスタートし、自信をつけさせてから徐々にステップアップしていくのが、学習習慣を長く続けるための鉄則です。
まとめ:親子のペースで、楽しく準備を!
小学校入学準備は、決して「勉強を詰め込むこと」ではありません。**「小学校での生活をスムーズに始められるための土台作り」**です。
今回ご紹介した人気ドリルを参考に、お子さんの個性や目的に合った一冊を選び、親子のペースで楽しく取り組んでみてください。
ドリルを通して「できた!」という成功体験を積み重ねることは、お子さんの自己肯定感を高め、小学校生活への期待を膨らませてくれる最高の準備になるはずです。
「これをやれば大丈夫!」と自信を持って言える一冊を見つけて、親子で笑顔で入学の日を迎えましょう!