SDGs(エスディージーズ:持続可能な開発目標)は、すでに小学校の教育課程にかなり組み込まれています。
国語や算数の勉強ももちろん大事ですが、同様にSDGsについてもしっかり理解しておく必要があります。
「なにから勉強したらいいかわからない」という場合には、まずSDGsについてわかりやすくまとめた本を読んでみましょう。
SDGsについて、大人も子供も自信をもって「知ってる!」と言えるようになりますよ。
【SDGsをしっかり学ぼう!】小学生向け解説本のおすすめはこの4冊!
小学生向けのSDGs解説本として、わかりやすく内容がよくまとまっている、おすすめの4冊は↓これです。
【SDGs子供向け解説本 おすすめ4冊】
●12歳までに身につけたい SDGsの超きほん
●こどもSDGs なぜSDGsが必要なのかがわかる本
●10歳からの図解でわかるSDGs 「17の目標」と「自分にできること」がわかる本
●わたしがかわる みらいもかわる SDGsはじめのいっぽ
子供向けの本といっても、大人でも十分読みごたえがあるものが多いよ。
親子で一緒に、SDGsについてしっかり学ぼう!
【小学生向け】「12歳までに身につけたい SDGsの超きほん」
題名 | 12歳までに身につけたい SDGsの超きほん |
出版社 | 朝日新聞出版 |
作者 | 蟹江 憲史 |
価格 | 1,100円(税込) |
ページ数 | 128ページ |
わが家ではこの本を買いました!
この本を選んだ理由は、他の本に比べて子供に学んでほしい学習的な要素が多く含まれているからです。
↑上の写真のページ「どうして貧しいままなの?」など、そのまま中学受験の入試問題に出てきそうな内容です。
SDGsの17の目標について解説するだけでなく、
●どうしてこの目標が必要なのか?
●問題解決のために何ができるのか?
など、いろいろな方向から考えさせる内容になっています。
難しい言葉の解説や時事問題的な知識も適度に取り込まれているので、この1冊で十分にSDGsについて学ぶことができます。
ところどころにマンガがあるので、子供もあきずに楽しく読むことができるよ!
「12歳までに身につけたい SDGsの超きほん」は、マンガやイラストつきの解説で見た目にも非常にわかりやすく工夫されています。
マンガはほどよい感じのかわいい絵柄です。
登場人物が小学5年生なので、小学生が読むにはピッタリですよ。
お値段も、他の本に比べるとちょっと安い1,100円(税込)というのもうれしいね!
【小学生向け】「こどもSDGs なぜSDGsが必要なのかがわかる本」
題名 | こどもSDGs なぜSDGsが必要なのかがわかる本 |
出版社 | 株式会社カンゼン |
作者 | バウンド(著)、 秋山宏次郎(監修) |
価格 | 1,430円(税込) |
ページ数 | 128ページ |
「こどもSDGs なぜSDGsが必要なのかがわかる本」は子供向けのSDGsの本としては、Amazon売れ筋ランキングでたびたび1位になっている本です。
図やイラストをふんだんに使って、子供にもわかりやすく解説してします。
SDGsの解説だけでなく、SDGSを自分のこととして考え、どんなことができるかについても、レベル別に具体的に書かれています。
●お風呂で体を洗う時にシャワーを出しっぱなしにしない
●エアコンを使っている時に窓やドアをきちんと閉める
など、読んだその日から実践できるのがいいですね。
子供向けのわかりやすい解説だけでなく、巻末には「SDGsの17の目標をもっとくわしく知る」という、さらに詳しい解説ものっています。
大人でもかなり読みごたえがあります。
SDGsについて、家族みんながしっかり理解して、実際に行動してみることができるのでおすすめです。
【小学校高学年向け】「10歳からの図解でわかるSDGs 17の目標と自分にできることがわかる本」
題名 | 10歳からの図解でわかるSDGs 「17の目標」と「自分にできること」がわかる本 |
出版社 | メイツ出版 |
作者 | 平本 督太郎 |
価格 | 1,991円(税込) |
ページ数 | 128ページ |
「10歳からの図解でわかるSDGs 17の目標と自分にできることがわかる本」は、「まなぶっくシリーズ」の本です。
「まなぶっくシリーズ」は、社会や理科などの学習クイズ系の本をたくさん出している人気のシリーズです。
小学生のお子さんがいるご家庭なら、本棚に1冊はあるのではないでしょうか。
子供に人気の「まなぶっくシリーズ」の本なら、まちがいないね!
この本では、かわいいキャラクター達がSDGsや未来の社会について案内してくれます。
「幸せな未来」や「なりたい自分」を思い描き、そうなるためには何をすべきかを考えさせる内容になっています。
大人から押し付けられるのではなく、子供が「主体的に考える力」を大事にしているところがいいですね。
本の題名が「10歳からの~」となっていることもあり、他のSDGs本に比べると文章で読ませるページが少し多めです。
ふだんから読書好きのお子さんなら、じっくりと文章を読みこんで理解してくれるでしょう。
「SDGsの意味を理解するだけでなく、1歩ふみこんで自分のすべきことを主体的に考えてほしい」という場合にピッタリです。
【入学前~小学校低学年向けの絵本】「わたしがかわる みらいもかわる SDGsはじめのいっぽ」
題名 | わたしがかわる みらいもかわる SDGsはじめのいっぽ |
出版社 | 汐文社 |
作者 | 原琴乃 (著, 監修)、 山田基靖 (監修)、 MAKOオケスタジオ(イラスト) |
価格 | 1,980円(税込) |
ページ数 | 36ページ |
「わたしがかわる みらいもかわる SDGsはじめのいっぽ」は、小さな子供にもわかりやすくSDGsについて書かれた絵本です。
SDGsの解説本で小学校高学年向けのものはたくさん出ていますが、小さい子供向けの本はなかなかありません。
小学校入学前~小学校低学年のお子さんが初めてSDGsを学ぶにはピッタリの絵本です。
作者の原琴乃さんは、外務省で国内外のSDGs推進を担当されていた方だよ。
SDGsの第一人者ともいえる方だから、本の内容も信頼できるね!
文章は全てひらがなで書かれているので、ひらがなさえ読めれば、小学校入学前のお子さんでも読むことができます。
本の内容も、小さいお子さんでも理解できるようにやさしく説明してくれています。
【子供でもできるSDGsの例】
●すいとうをもちあるこう
●でんきをこまめにけそう
●のこさずおいしくたべよう
子供でもできることが具体的に書かれているので、お家ですぐにやってみることができますよ!
【SDGs小学生向け解説本】まとめ
おすすめの4冊についてかんたんにまとめました。
本選びの参考にしてみてください。
- 12歳までに身につけたい SDGsの超きほん
-
●小学生におすすめ
●学習的な要素が多く、これ1冊で十分にSDGsについて学べる
●マンガやイラストがたくさん使われており、楽しく読める - こどもSDGs なぜSDGsが必要なのかがわかる本
-
●小学生におすすめ
●自分でできることがレベル別に具体的に書かれているので実践しやすい
●巻末に詳しい解説がのっていて、大人でも読みごたえがある - 10歳からの図解でわかるSDGs「17の目標」と「自分にできること」がわかる本
-
●小学校高学年におすすめ
●子供が主体的に考える力を重視している - わたしがかわる みらいもかわる SDGsはじめのいっぽ
-
●小学校入学前~小学校低学年におすすめ
●ひらがなでやさしく書かれた絵本で、小さな子供にもわかりやすい
【参考】
SDGs(エスディージーズ:持続可能な開発目標)について、外務省のサイトでは以下のように説明されています。
持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された,2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。
【外務省HP「SDGsとは?」より引用】
この説明だけではよくわからないよね(汗)
わかりやすく解説した本でぜひ学んでみてね!