進研ゼミのチャレンジタッチについて「手をついて漢字が書けない」「漢字の採点が厳しい」という口コミをよく見かけます。
これはちょっと古い情報です。
この記事では、2022年現在のチャレンジパッドの書き心地や漢字学習について、わかりやすく説明します。
わが家は息子・娘の2人ともチャレンジタッチで学習しています!
小学1年生向けに届くのは「チャレンジパッドネクスト」
2022年現在、新1年生(年長さん)または現在小学1年生お子さんがチャレンジタッチのコースを申し込む、タブレットは最新機種の「チャレンジパッドネクスト」が届きます。
【チャレンジパッドネクストの特長】
●手をついて書ける(右利き・左利きにも対応)
●紙に書くようななめらかな書き心地
●指とタッチペンを自動で判別してくれる
「チャレンジパッドネクスト」は、紙に書くような書き心地で画面に手をついて書くことができます。
「チャレンジパッドネクスト」の機能や詳細は、進研ゼミ小学講座公式サイトの「新1年生(現在年長さん)」または「1年生」のページで見ることができます。
小学2年生〜小学6年生は「チャレンジパッド2」
小学2年生〜小学6年生の進研ゼミ小学講座でチャレンジタッチのコースを申し込んだ場合、タブレットは「チャレンジパッド2」が届きます。
「チャレンジパッド2」は画面にピッタリ手をつけてしまうと手に反応することがあるため、完全に手をつけて漢字などを書くことはできません。
しかし、実際に使っているとそれほどのデメリットは感じません。
理由は、以下のとおりです。
●漢字のレッスンでは、利き手にあわせて右端または左端に書く欄が出るので、タブレットの端に手をついて書くことができる。
●選択問題はペンでタッチするだけなので、手をつく必要はない。
↑写真のように漢字を書く欄は、娘は右利きなので右端にあります。
漢字を書く時は、青いカバーの上に手を置いて書いています。
チャレンジタッチの書き心地にについて、娘は特に気にならないそうです。
「チャレンジタッチ」とよく比較される「スマイルゼミ」は、画面に手をついて字を書くことができます。
タブレットやペンの書き心地を重視するなら、スマイルゼミのほうが優れています。
きれいな字で書く練習を目的にするなら、いちばんよいのはチャレンジタッチなどのタブレット学習ではなく、紙での学習です。
進研ゼミ小学講座では紙の学習(チャレンジ)ももちろん選べます。
紙の学習(チャレンジ)とチャレンジタッチ(タブレット学習)の違いや、どんなお子さんに向いているかは、こちらの記事で解説しています。
チャレンジタッチは漢字の採点が厳しすぎる?
チャレンジタッチは、「漢字の書き順やとめ・はねの判定がきびしい」「なかなか正解にならなくて子どもがイライラする」というような口コミもあります。
実はチャレンジタッチの漢字の採点が厳しいと感じるのには、理由があります。
【チャレンジタッチの漢字の採点が厳しいと感じる理由】
●漢字の採点が厳しいのは最初のレッスンのみだが、全部のレッスンが厳しいと勘違いしている
●文字の判定モードを「ふつう」から「やさしい」に切り替えられることを知らない
漢字の採点が厳しいのは最初のレッスンのみ
チャレンジタッチで書き順や字の形についてチェックが厳しいのは、初めて漢字を習う時(国語レッスン・今月の漢字)だけです。
このレッスン以外は、厳しいチェックはされません。
チェックの基準を変えているのは、学ぶべきポイントに応じて指導の厳しさを使い分けることで、学習効果を高める工夫なのだそうです。
そこまで考えて工夫されているのはすごいですね!
チャレンジタッチの漢字の採点基準について、詳しくは公式サイトのQ&Aで説明されています。
1.初めて漢字を習うとき(国語レッスンの「今月の漢字」)
書き順とハネなどの形を正しく書けているかをチェックしています。2.初めて習うとき以外
【引用元:進研ゼミ小学講座 https://faq.benesse.co.jp/faq/】
言葉の中での「使い方」が身についているかのチェックを優先しています。
例えば、「(あか)るい」 の 「あか」が 「赤い」の「赤」なのか「明るい」の「明」なのかが、わかっていればよいと考え、書き順や字の形については判定していません。
チャレンジタッチの文字の判定モードは2種類ある
チャレンジタッチの文字の判定モードは、「ふつう」と「やさしい」があります。
採点が厳しくてお子さんがイライラしてしまうなら、「やさしい」に変更してみましょう。
「やさしい」モードだと、とめ・はねや線の向きなどの細かいまちがいがあっても、正解になります。
チャレンジタッチの漢字の採点には感謝の口コミも多い
チャレンジタッチの漢字の採点が厳しいことについて、実際は感謝の口コミもSNSなどで多く見られます。
漢字の正しい書き順やとめ・はねを学んでほしいという親御さんにとっては、むしろ判定が厳しいのはありがたいと感じます。
チャレンジタッチに感動しています。細かいところまでチェックして書き順やハネやハライを正確にしないと不正解になるので、娘がすごくきれいに書いています!
姉は漢字の書き順をまちがうことが多いのですが、チャレンジタッチはハネとかだけでなく書き順チェックまでしてくれるので、助かっています。
子どもも親に間違いを指摘されるより、チャレンジタッチに指摘される方が素直にきいてくれます。
チャレンジタッチがしっかりチェックしてくれるのは、むしろありがたいですね。
チャレンジタッチ・スマイルゼミの書き心地まとめ
チャレンジ(紙の学習)・チャレンジタッチ(タブレット学習)・スマイルゼミの「字の書き心地」について、ランキングにまとめました。
【字の書き心地ランキング】
【1位】チャレンジ(紙の学習)
【2位】スマイルゼミ・チャレンジタッチ(小学1年生)
【3位】チャレンジタッチ(小学2〜6年生)
チャレンジ・チャレンジタッチ・スマイルゼミとも、それぞれに良い点があるので、書き心地だけでなく他のメリット・デメリットも参考に選んでみてください^^