
そもそもマンガで歴史の勉強に効果あるのかしら?

この記事を書いている私は小学生2人の母です。
息子は、大好きなマンガ日本の歴史をくり返し読み、小学5年生の時には「歴史能力検定」の準3級日本史に合格しました。
この経験から、おすすめのマンガ日本の歴史について解説します。
中学受験におすすめの漫画日本の歴史は「角川」です
いくつかあるマンガ日本の歴史のなかでも、角川まんが学習シリーズ 日本の歴史をおすすめします。
いちばんの理由は、マンガがおもしろいからです。


そもそも、中学受験の歴史をマンガで勉強しようと思うのは、なぜでしょう?
暗記に時間がかかってめんどうな歴史を、なるべく楽しく手軽に勉強させたいからではないでしょうか。
勉強のためといって、「まじめな絵がいい」とか「資料や解説が多いほうがいい」というような理由で親が本を選ぶと、子供は読んでくれません(涙)

せっかく買っても、読まなかったら意味がないよ!
よいマンガとは、おもしろくてどんどん先が読みたくなるものです。
実際に各社の本を見くらべた結果、角川のマンガがいちばんおもしろいと感じました。
この3つがそろっているのが角川です。
ただしお子さんの好みもあるので、お子さんが気に入っておもしろいと思ったものを選ぶのが一番よいと思います。
小学館・集英社・学研・講談社にくらべて、「角川」はここが欠点?
歴史の学習マンガといえば、角川・小学館・集英社・学研・講談社の5社が有名です。
角川まんが学習シリーズ 日本の歴史は、他の4社にくらべると、「巻頭や巻末についている資料や解説が少ない」というレビューや口コミがみられます。
しかし、それは欠点ではありません。
なぜなら、経験からいって、ほとんどマンガの部分しか読まない子供が多いからです。
うちの息子がそうでした(笑)
息子は歴史大好きですが、それでも「マンガしか読んだことがない」と言っています(汗)

いくら充実した資料や解説があっても、読まなければ意味がありません。
角川は、子どもが読むマンガの部分に、勉強に必要な情報が十分つめこまれているので、読んだときにしっかり頭に入ってくるのです。
中学受験対策なら、くり返し読みやすい歴史漫画がいい
角川まんが学習シリーズ 日本の歴史は、本の大きさがが小さめの「B6版」で、表紙もかたくないソフトカバーです。


子どもが読む学習マンガは、すぐにぼろぼろにならないように、表紙が丈夫なハードカバーのものが多いです。
しかし、実際にはソフトカバーのほうが、手が小さなお子さんでも読みやすいです。
角川の本を手にとって読んでみると、本そのものが軽くてページもめくりやすく、気軽に読むことができます。

くり返し読めば、歴史の流れも頭に入りやすいよ。
ハードカバーの本って、大人でも読むのにちょっとだけ気合がいりませんか?
単行本や文庫本のほうが気軽に読めますよね。
子どもなら、なおさらです。
中学受験対策でマンガ日本の歴史を選ぶなら、本のじょうぶさよりも、気軽に手にとってくり返し読みたくなるものをおすすめします。
【実験】漫画日本の歴史で最難関校の入試問題はとける?
この記事を書くにあたり、ためしに最難関校といわれる開成中学の、2020年度入学試験の歴史問題を息子にやってもらいました。
その結果、27問中22問、つまり8割以上が正解でした!
この時、息子は小学6年生になったばかりだったので、まだ学校の授業で歴史は習っていません。
また中学受験もしないので、受験勉強などもまったくしていません。
小学2年生の時に買ってあげた角川まんが学習シリーズ 日本の歴史を、くり返し読んだだけです。

角川以外の歴史マンガの特長や、各社の内容の違いが知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
