世界の歴史漫画のおすすめは「角川まんが学習シリーズ 世界の歴史」です。
わが家でももちろん購入し、子供達も「おもしろい!」と言ってどんどん読んでくれます。
この記事では 「角川まんが学習シリーズ 世界の歴史」がなぜよいのか、「東大流」で学ぶ利点についてわかりやすくまとめました!
【世界の歴史漫画】おすすめは「角川まんが学習シリーズ 世界の歴史」
「角川まんが学習シリーズ 世界の歴史」 のいちばんの特長は、なんといっても「東大流」を基本とした「歴史の大きな流れをつかむ」ことを重視して作られている点です。
【角川まんが世界の歴史の特長】
●東大の入試問題でも重視されている「歴史の大きな流れをつかむ」ことができる。
●歴史の「縦のつながり」だけでなく「横のつながり」が理解できる。
監修は、東京大学名誉教授の羽田正(はねだ まさし)先生です!
歴史を理解するためには、一つ一つの事柄を理解しているだけでは足りません。
過去から現代までのつながり(縦のつながり)と、各時代においてそれぞれの国がどのように関係し合っていたのか(横のつながり)を理解する必要があります。
東大の入学案内「高等学校段階までの学習で身につけてほしいこと」の【地理歴史・公民】には、このような記載があります。
過去と現在,世界の各地域など,人間社会で一見バラバラに起こっている事象は相互に関連しています。それらについて一定の知識を身につけることはもちろん必要ですが,東京大学は細部にわたる知識の量ではなく,知識を関連づけて分析,思考する能力を重視します。
(引用元 東京大学 https://www.u-tokyo.ac.jp/)
東大が「縦のつながり」に加え「横のつながり」をかなり重視していることがわかります。
「角川まんが学習シリーズ 世界の歴史」は、東京大学名誉教授である羽田正先生の監修のもとに作られており、まさに東大流の世界史を学ぶのにピッタリの学習漫画なのです。
同じ角川の「日本の歴史」も、東大流の日本史をもとに作られていておすすめです!
「角川まんが学習シリーズ 日本の歴史」についてはこちらの記事をどうぞ。
【角川まんが学習シリーズ 世界の歴史】おすすめの理由
他社の世界の歴史漫画と比べて、角川がおすすめの理由です。
【世界の歴史漫画は角川がおすすめの理由】
●漫画がおもしろく記憶に残りやすい
●各巻の出だしが歴史に興味を持つよう工夫されている
●コンパクトサイズでいつでも気軽に読める
●最新の歴史が学べる
漫画がおもしろく記憶に残りやすい
漫画で歴史を学習するいちばんの利点は、楽しく学べて自然に記憶に残ることです。
角川のまんが世界の歴史は、漫画としてストーリーやセリフも自然なので、学習漫画でありながら普通の漫画のように楽しく読むことができます。
漫画の絵柄も派手すぎず地味すぎず、万人受けするちょうどいい感じのトーンです。
子供のための学習漫画を選ぶとき、親は資料や解説が充実した勉強中心のものを選んでしまいがちです。
学習漫画のよさを生かすなら、漫画がおもしろくてお子さんが先が読みたくなるものを選びましょう。
せっかく買っても子供が読んでくれないと、意味がないですよね。
各巻の出だしが歴史に興味を持つよう工夫されている
各巻の最初は約30ページ程度がオールカラーで、残りは普通の白黒の漫画です。
最初のオールカラー部分に、「もしもまんが」という「歴史上の人物がもしも~だったら」という設定の漫画が8ページ収録されています。
この「もしもまんが」がおもしろい上に、子供達に歴史への興味を持たせてくれます。
試し読みで数十ページ読めるので、どんな内容か十分わかります!
【もしもまんがの例】
●第1巻 人類誕生と古代の王国
→もしも大昔の人がクイズ番組に出演したら…!?
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●第2巻 古代社会と思想家たち
→もしも世界の思想家や宗教家がプロレスで対決したら・・・!?
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●第16巻 第二次世界大戦
→もしも第二次世界大戦の指導者たちが異世界転生したら…!?
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各巻の最初に子供達の興味をひきつける工夫がされているのが、とてもいいです。
各巻の最初にその巻の登場人物が図にまとめられているのも、非常にわかりやすいです。
世界史は登場人物が多くて複雑なので、最初に整理されているとわかりやすいですね!
コンパクトサイズでいつでも気軽に読める
角川のまんが世界の歴史 は、本の表紙がやわらかいソフトカバーでコンパクトなサイズです。
全21巻で計4,704ページもの大ボリュームでありながら、セット買いしてもそれほど場所をとらない大きさです。
学習漫画はいつでも気軽に読めることが大事です。
その点、角川のまんが世界の歴史は子供が持ち運びしやすいちょうどいいサイズ感で、いつでも手に取って気軽に読むことができます。
いつでも気軽に読めることが本当に大事です!
最新の歴史が学べる
角川のまんが世界の歴史の最終巻である20巻の最後は、2020年の出来事まで描かれています。
最終の第20巻には、新型コロナウイルスの話ものっています。
「世界史でそんな最近のことまで試験には出ないから必要ない」と思われる方もいるかもしれません。
そもそも歴史を学ぶ意義は、今の世界がどのようにして成り立ったのか、過去からのつながりをもとに理解するためです。
例えば、私たち親世代は「昭和時代」を少し昔のことと感じる人が多いでしょうが、今の子供達にとっては遠い昔のことのように感じるでしょう。
2020年という最近のことまで描かれているからこそ、子供達も過去の歴史と今の時代とがつながっていることを実感できるのです。
【角川まんが学習シリーズ 世界の歴史】を実際に読んだ感想
わが家の子供達(中学1年生息子・小学4年生娘)が実際に「角川まんが学習シリーズ 世界の歴史」を読んだ感想です。
●漫画がおもしろい。先が気になってどんどん読みたくなる。
●説明や解説がわかりやすい。
●途中でよくわからなくなっても、最初に登場人物の説明があるのですぐにわかる。
●漢字に全部ふりがながふってあるから読みやすい
おもしろくて読みやすいそうです!
もともと歴史が大好きな息子はともかく、歴史に興味のなかった娘までが「おもしろくて先が気になる!」と言ってどんどん読み進めるのには驚きました。
親としては買ったかいがあったというものです。
ぜひ一度、角川のまんが世界の歴史を手に取って読んでみてください。