SDGsとはなにか?わかりやすく小学生向けに解説します。
教科書にそった内容でSDGsを楽しく学べるツールも紹介しているので、SDGs学習の参考にしてください。
【SDGsとは?】わかりやすく小学生向けに解説!
【SDGsをわかりやすく小学生向けに説明すると?】
誰ひとり取り残されることなく、人類が安定してこの地球で暮らし続けることができるように、世界のさまざまな問題を整理し、解決に向けて具体的な目標を示したのが、SDGs(持続可能な開発目標)です。
引用元:日本ユニセフ協会https://www.unicef.or.jp/kodomo/sdgs/
「SDGsとはなにか」を小学生向けに説明する場合、日本ユニセフ協会の説明がいちばんわかりやすくおすすめです。
SDGsは中学受験などの試験問題でも度々取り上げられるような頻出のテーマです。
上の説明だけでもわかりやすいですが、小学校高学年では教科書で学ぶ内容をきちんと理解しておきましょう!
【SDGsとは?】小学校の教科書の説明
SDGsの基本的な説明
SDGsについての説明はいろいろあって、なにを知っておけばいいのか悩みますね。
小学生はまず教科書に書かれていることをしっかり理解しておきましょう!
【SDGs(エスディージーズ )とは?】
「Sustainable Development Goals」の略で、「持続可能な開発目標(じぞくかのうな かいはつもくひょう」のことです。
SDGs=持続可能な開発目標
●Sustainable
→サステナブル=持続可能な
●Development
→ディベロップメント=開発
●Goals
→ゴールズ=目標
SDGsの解説は、おもに6年生の社会や理科の教科書に書かれています。
SDGsとは【小学6年生 社会の教科書より】
2015(平成27年),創設70周年をむかえた国連の総会で「持続可能な開発目標」が採択されました。世界から貧困をなくすこと,不平等を減らすこと,気候変動への対策をとることなどの17項目の目標を達成するために世界が協力して行動していくことを決めたものです。
科学や技術の力も借りながら、社会のあり方やわたしたちの暮らし方を見直し、持続可能な社会を目指して協力していくことが重要になっているのです。
引用元:「小学社会6」東京書籍
【ポイント】
●2015年(平成27年)に国連の総会で採択(さいたく)された
●17の目標を達成するために世界が協力して行動していくことを決めたもの
●17の目標とは、「世界から貧困をなくすこと」「不平等を減らすこと」「気候変動への対策をとること」など
SDGsとは【小学6年生 理科の教科書より】
未来にわたって,より多くの人が豊かなくらしを送るためには,開発を進めながらも,よりよい環境を残していくことが重要です。そのような社会を「持続可能な社会」といいます。
2015年に開かれた国連の「持続可能な開発サミット」では、2030年までの行動計画が立てられ,SDGs(持続可能な開発目標)という17の目標がかかげられました。SDGsを達成するために、世界中でさまざまなとり組みがなされています。
引用元:「新しい理科6」東京書籍
【ポイント】
●「持続可能な社会」とは
→未来にわたって、より多くの人が豊かな暮らしを送るために、開発を進めながらも、よりよい環境を残していける社会
●2015年の国連サミットで、2030年までの行動計画が立てられ、SDGs(持続可能な開発目標)という17の目標がかかげられた
●SDGsを達成するために、世界中でさまざまなとり組みがなされている
【ポイント】を参考に、教科書に書いてあることをしっかり理解しておきましょう!
SDGsの17の目標
SDGsには17の目標があります。
1.貧困をなくそう
2.飢餓をゼロに
3.すべての人に健康と福祉を
4.質の高い教育をみんなに
5.ジェンダー平等を実現しよう
6.安全な水とトイレを世界中に
7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに
8.働きがいも経済成長も
9.産業と技術革新の基盤をつくろう
10.人や国の不平等をなくそう
11.住み続けられるまちづくりを
12.つくる責任、つかう責任
13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさも守ろう
16.平和と公正をすべての人に
17.パートナーシップで目標を達成しよう
17の目標には、さらに目標達成のための具体的な取り組みを示した169のターゲットがあります。
169のターゲットは難しいので、小学生はまず17の目標について学びましょう。
【参考:ターゲットの例】
「目標1.貧困をなくそう」のターゲット
1-1 2030年までに、現在1日1.25ドル未満で生活する人々と定義されている極度の貧困をあらゆる場所で終わらせる。
2-2 2030年までに、各国定義によるあらゆる次元の貧困状態にある、全ての年齢の男性、女性、子供の割合を半減させる。
など
SDGsが学べる小学生向けツール
SDGsを理解するための、おすすめの解説本・動画・教材をまとめました。
小学生向けにわかりやすく、しっかりした内容のものを選んでいます。
調べ学習や夏休みの自由研究の参考にしてください^^
SDGs 小学生向け解説本
SDGsについてしっかり学べる、小学生向けの解説本をまとめています。
知りたいと思った時にサッと取り出して読める本が1冊あると、とても便利ですよ。
SDGs 小学生向け動画
手軽に楽しくSDGsのポイントを学ぶための、小学生向け動画をまとめています。
公的機関や大手企業が子ども向けに作成した動画など、内容のしっかりしたものを選びました。
動画なら小さいお子さんでも楽しく学べますね!
SDGs 小学生向け無料の教材
SDGsについて学べる無料の教材をまとめています。
無料とは思えないほど充実した内容のものが、たくさんあります。
SDGs 目標達成のために子供ができること
SDGsの目標達成のために、子供ができることを17の目標ごとにまとめています。
今日からすぐにできるものもたくさんあるので、参考にしてみてください。
小学生がSDGsを学ぶ目的
【SDGsを学ぶ目的・学習目標】
ただ知識として知るだけでなく、自分にできることを考えてみることが重要です。
6年生の教科書から、SDGsの学習目的について書かれた内容を紹介します。
【小学6年生 社会の教科書】
「次につなげよう」
引用元:「小学社会6」東京書籍
自分だけではなく,世界の人々そして将来の世代の人々も,みんなが住みよい社会を築くために,わたしたちにできることはなんだろう。
【小学6年生 理科の教科書】
SDGsのなかから,気になった目標を1つ選び,インターネットなどでくわしく調べてみましょう。そして、その目標を達成するためにあなたにできることや,そのためにどのようなことを学んでいきたいかを考えましょう。
引用元:「新しい理科6」東京書籍
SDGsについて学び、目標を達成するために自分でできることを考えて実践できるといいですね!