かけ算・九九は小学校でいつ習う?
かけ算・九九は小学2年生の10月〜11月頃に習います。
学校によってはもっと早い時期や遅い時期に習うこともあるかもしれませんが、一般的には小2の10月から11月に習います。
小学校の算数の教科書で多く使われている啓林館の「小学校算数 年間指導計画参考資料」では、以下のように記載されています。
【2~5の段】
・指導時数:16時間(授業内15時間)
・2学期制:10月中旬~11月上旬
・3学期制:10月上旬~10月下旬
【6~9の段、1の段】
・指導時数:13時間(授業内12時間)
・2学期制:11月中旬~11月下旬
・3学期制:11月上旬~11月下旬
引用元:https://www.shinko-keirin.co.jp/
2学期制・3学期制のどちらの場合でも、10月〜11月に習う予定になっています。
\小学2年生のお子さんにおすすめ!/
かけ算(九九)はいつまでに覚えればいい?
あせって覚える必要はない
算数の授業に普通についていけるお子さんは、あせって早めに覚える必要はありません。
学校の授業でかけ算の考え方を学び、よく理解した上で九九を覚えたほうがよいからです。
娘が通っている小学校は教育熱心な親御さんが多いですが、先取りして九九を覚えているお子さんはクラスに数人しかいませんでした。
もちろん算数が得意なお子さんで掛け算も理解できる場合は、どんどん先取りしてもよいと思います。
算数が苦手なら早めに準備しておく
算数が苦手だったり、何かを暗記するのが苦手なお子さんは、学校の授業よりも前に九九を覚えることをおすすめします。
「苦手なのに先取り?」と思われるかもしれませんが、苦手だからこそ対策が必要です。
かけ算の授業では多くの場合、覚えた九九を先生の前で暗唱して合格・不合格が決まります。
合格するまで何度もやり直すのはお子さんにとっても大変ですし、算数に苦手意識を持ってしまう原因にもなります。
2年生の夏休みなど時間のある時に少しずつ覚えておいて、かけ算の授業が始まってもあせらないようにしておくといいですよ。
かけ算・九九を先取りして覚える場合に大切なこと
学校でかけ算を習うよりも前に先取りして覚える場合、九九表は絵やイラストでかけ算の仕組みを理解できるものを使いましょう。
一般的な九九の表は、かけ算の式と読み方だけが書かれたシンプルなものが多いです。
式と読み方だけの九九表だと、意味もわからずにただ暗唱するだけになってしまいます。
上の2つの画像のような九九表であれば、絵やイラストで9の段であれば9ずつ数が増えていくことが目で見てパッとわかります。
九九を覚えると同時に、九九の仕組みや考え方を理解することができるのでおすすめです。
【まとめ】かけ算・九九は小学校でいつ習う?いつまでに覚える?
●かけ算(九九)は小学2年生の10月〜11月頃に習う。
●あせって先取りして覚える必要はないが、算数が苦手な場合は先取りして覚えるのもおすすめ。
●先取りして覚える場合、九九表は絵やイラストでかけ算の仕組みを理解できるものを使う。
かけ算の九九は絶対に覚えなければならないものです。
九九でつまずいてしまうと、その先ずっと算数が苦手になってしまいます。
九九はさくっと覚えて、ぜひ算数を得意にしましょう!