中学受験の算数において、「図形」は最も重要な課題です。
しかし「図形は苦手」というお子さんも多いでしょう。
この記事では、算数の図形問題を克服するためのツールや問題集についてわかりやすく解説します。
算数の図形が苦手な理由
図形が苦手な理由は大きく2つあると考えます。
【図形が苦手な理由】
1．図形（特に立体）が頭の中でイメージできない
2．公式や解き方のパターンがしっかり頭に入っていない
図形は中学入試の算数で出題される問題の3割をしめるとも言われています。
早目に苦手を克服して、ぜひ得意にしましょう！
いちここの記事では、苦手な理由や難易度に合わせて、克服するための5つのツールを紹介します。
【図形を克服するツール厳選5つ】
▶「受験脳を作る」シリーズ
▶図形の極オンライン講座
▶中学受験マスターどこでも算数1〜3 お風呂ポスター 3枚セット
▶中学入試 でる順過去問 図形 合格への307問
▶中学入試 カードで鍛える図形の必勝手筋 平面図形編
いちこ5つのツールについて、特長をわかりやすく解説していきます！
【図形を克服】図形を頭の中でイメージできるようにする
図形が得意な子は、問題に書かれた図形の動きや展開・裁断などを頭の中でイメージすることができます。
特に立体や動く図形の問題では、頭の中にイメージできるかどうかで大きく差がつきます。
図形を頭の中でイメージできるようにするための、おすすめのツールを2つ紹介します。
「受験脳を作る」シリーズ（学研）
【「受験脳を作る」シリーズの特長】
●イメージしづらい図形問題を実際に動かしたりして目で見ることができる
●難関校受験専門塾として有名な「エルカミノ」の算数入試問題攻略法を教材化したもの
学研が出している「受験脳を作る」シリーズは、実際に動かせる図形のパーツを使って目で見て図形を理解することができます。
4種類あるので、特に苦手なものからやってみるといいでしょう。
いちこ問題を読むだけではイメージできなかった図形が、スッと頭に入ってきますよ。
この「受験脳を作る」シリーズは中学受験界隈では非常に人気があり、常に品薄状態です。
定価は1,540円〜1,650円（税込）ですが、Amazonなどでは5,000円以上の値段で売られていることもあります。
購入される場合、定価で販売されているものを見つけたら即買いをおすすめします。
図形の極（ずけいのきわみ）
【「図形の極」の特長】
●図形の動きや展開・裁断などを動画で見るので、とてもわかりやすい
●子どもの学年や年齢に関係なく、学習レベルに合わせて好きな級（10〜1級）から始めることができる
「図形がおもしろいようにわかる」「超難関校の問題がわずか数分で解けるようになる！」と評判なのが、「図形の極」（ずけいのきわみ）という講座です。
通塾による講座は、関東では市進学院、関西では総合学習館イングなどが実施しています。
「近くにやっている塾がない」「通塾の時間がない」という場合には、自宅でオンライン講座を受講することもできます。
オンライン講座の無料体験を申し込むと、体験版のテキストももらえるので試してみてください。
いちこ小学5年生の娘がオンライン受講を体験した内容は、こちらの記事にまとめています。参考にどうぞ！
【図形を克服】公式や解き方のパターンをしっかり頭に入れる
「公式は覚えた」と思っていても、いざ問題を解く時に思い出せなかったり、どの公式を使って解くのかがわからなければ、覚えていないのと同じです。
いちこまずは「しっかり覚えた」というレベルまで持っていきましょう！
図形の公式を頭に入れて使いこなせるようになるための、おすすめのツールや問題集を3つ紹介します。
難易度別に★（やさしい）〜★★★（難しい）の3つに分けていますので、参考にしてください。
難易度★【中学受験マスターどこでも算数1〜3 お風呂ポスター 3枚セット】
▶中学受験マスターどこでも算数1〜3 お風呂ポスター 3枚セット
【「どこでも算数1〜3 お風呂ポスター 3枚セット」の特長】
●中学受験の算数が3枚のポスターに過不足なくまとめられている
●防水ポスターなのでお風呂などどこにでも貼れて、いつでも覚えられる
中学受験の算数をB3サイズ3枚のポスターにまとめたセットです。
もちろん図形の公式ものっていますが、つるかめ算・植木算・流水算など中学受験に必要な項目が全てのっています。
よく見る場所に貼っておけば、自然と目に入って覚えることができます。
とりあえず貼りましょう(笑)
いちこわが家ではトイレの壁に貼っていました！
ポチップ
難易度★★【中学入試 でる順過去問 図形 合格への307問】
【「中学入試 でる順過去問 図形 合格への307問」の特長】
●入試の傾向を徹底的に分析し、頻出の問題が「でる順」にまとめられている
●各単元が「まとめ」と「入試問題にチャレンジ」の2つで構成されているので、着実に理解できる
入試によく出る順番にまとめられており、効率的に図形を学習するのにぴったりの問題集です。
「面積」「角の大きさ」「図形の移動」など13のカテゴリーに分かれているので、苦手なところだけ復習するといった使い方もできます。
平面図形から立体図形（空間図形）まで全て網羅しているので、これ1冊でOKなのもとても便利です。
難易度★★★【中学入試 カードで鍛える図形の必勝手筋 平面図形編】
【「中学入試 カードで鍛える図形の必勝手筋 平面図形編」の特長】
●平面図形を解くための44の必勝手筋を学べる
●学んだ手法を234枚の問題カードで繰り返し訓練できる
平面図形の基本パターンを必勝手筋として44にまとめられています。
学んだ内容をためす問題が234枚のカードにまとめられており、スキマ時間に繰り返し見ることで知識が定着します。
「中学入試 でる順過去問 図形 合格への307問」よりも難易度が高めなので、難関校をめざすお子さん向きです。
【中学受験・算数の図形を克服！】まとめ
中学受験の算数において最も重要な「図形」を克服するためのツール5つをまとめました。
【図形を克服するツール厳選5つ】
▶「受験脳を作る」シリーズ
▶図形の極オンライン講座
▶中学受験マスターどこでも算数1〜3 お風呂ポスター 3枚セット
▶中学入試 でる順過去問 図形 合格への307問
▶中学入試 カードで鍛える図形の必勝手筋 平面図形編
ぜひ苦手を克服して「図形は得意」と言えるようにしましょう！
