子供が苦手な算数をなんとかしたい!
こんな時に頼りになるのが「教科書ガイド」です。
算数はあれこれやるよりも、まずは教科書の内容をきちんと理解することが重要です。
この記事では「教科書ガイド」の特長や効果的な使い方についてわかりやすく解説します。
>>【算数を得意にする!最強のドリルはこの4つ】小学生におすすめの算数ドリル4選はこちら
【小学校5年生・6年生の算数】教科書ガイドは最強の参考書!
「教科書ガイド」とは、簡単にいうと教科書の内容にそって作られた参考書です。
教科書はざっくりとした説明しか書かれていないことが多いですが、教科書ガイドでは教科書の内容がさらに詳しくわかりやすく解説されています。
小学校のうちは、なんといっても教科書での学習が大事です。

教科書の内容を理解するためには、教科書ガイドがいちばんわかりやすいよ!
小学校1年生~4年生は「教科書ワーク」で学習しよう
算数の最新版(2020年版)の教科書ガイドは、小学校5年生・6年生用しかありません。
小学1年生~4年生の場合は教科書ガイドの代わりに、「教科書ワーク」を使って学習しましょう。
「教科書ワーク」は、教科書にぴったりそった内容の問題集です。
問題の解き方も、普通の問題集よりも詳しくていねいに説明されているので、教科書の内容をよく理解することができます。
【教科書ワークを見る場合はこちら】
>>1年生の算数 教科書ワーク
>>2年生の算数 教科書ワーク
>>3年生の算数 教科書ワーク
>>4年生の算数 教科書ワーク



教科書ワークできちんと復習して、わからない問題をなくしていこう!
教科書ガイドを買う時の注意点
教科書ガイドは、各出版社ごとに異なります。
お子さんが学校で使っている算数の教科書がどこの出版社のものか、必ず確認して購入してください。
【教科書ガイドを買う時の注意点】
●教科書の出版社(東京書籍、教育出版など)を確認し、それに合った教科書ガイドを購入する。
●教科書ガイドは学年別になっているので、子供の学年にあったものを購入する。



出版社と学年をまちがえないように、よく確認してね!
【5年生・算数のおもな教科書ガイド】
- 東京書籍
- 教育出版
- 啓林館
- 学校図書
【6年生・算数のおもな教科書ガイド】
- 東京書籍
- 教育出版
- 啓林館
- 学校図書
教科書ガイドはどこで買える?
教科書ガイドは、大きな書店かネットで購入できます。
小さい書店だと、おいていない場合が多いです。



確実に買いたいなら、ネットで買うのがおすすめだよ。
中身を見てから買いたい場合は、大きな書店に行ってみよう。
中古でもよければ、ブックオフやメルカリなどで買うこともできます。
ただし、令和2年4月(2020年4月)から使用開始の教科書に対応していない、古いものが売られている場合があります。
中古で値段が数百円以下の安いものは、古いバージョン(2015年版)のものが多いです。
↓下の例は東京書籍版の場合です。



表紙のデザインが、白でまわりが青で囲まれているのが最新の2020年版だよ!
ブックオフやメルカリなどで購入される場合はご注意ください。
教科書ガイドは算数が苦手な親を助けてくれる


子供から算数の質問をされた時は、必ず教科書を見てから答えたほうがよいです。
「小学校の算数なんて簡単。教科書を見なくても答えられるよ。」と思う親御さんもいらっしゃるでしょう。
しかし、教科書の内容は私たち親世代の時とはかなり変わっています。
教科書を見ずに子供に教えると、まちがったやり方を教えてしまう可能性もあります。



学習内容はどんどん変わってきているよ。
子どもに質問されたときは、必ず今の教科書の内容に合わせて教えてあげよう!
教科書ガイドは、親が子供に算数を教えてあげる時に、いちばん使えるとても便利な参考書になります。
逆に、「私は算数が苦手だったから、子供に聞かれても答えられない(汗)」という方も、教科書ガイドがあれば安心です。
教科書ガイドは「小学生の子供が1人でも自習できるように」という目的で作られています。
小学生でもわかるように解説されているので、大人が見てももちろんわかりやすくできています。
お子さんと一緒に、親子で教科書ガイドを見ながら問題をといてみるのもいいですね。
算数は教科書の勉強だけで大丈夫?
中学受験などの特殊な問題をのぞき、高校受験・大学受験で出題される問題は、それまでの教科書の内容の積み重ねから作られています。
どんなに難しく見える応用問題でも細かく分解すると、これまで教科書で習った内容の組み合わせからできています。
特に、小学校のうちはとにかく基礎をしっかりやっておくことが重要です。
算数・数学は、前に習ったことをもとにして次に進んでいきます。
わからないことがあったらそのままにせず、教科書ガイドや教科書ワークを使って、確実に理解してから次に進むようにしましょう。



算数はわからないことをそのままにしておくと、そこからつながった先は、ますますわからなくなってしまうよ。
必ずきちんと理解してから次に進もう!
「算数のどこがわからないかが、わからない」というお子さんの場合、「系統表」でつまずいたところを確認するのもおすすめです。
「系統表」については、↓こちらの記事を参考にしてください。


そもそも「算数がきらい」というお子さんには、楽しく算数が学べるパズルの本もおすすめです。

