【SDGs17の目標】中学入試で出題されやすい目標はどれ?

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【SDGs17の目標】中学入試で出題されやすい目標まとめ

「SDGs(エスディージーズ)=持続可能な開発目標」には17の目標があります。

この記事では、17の目標のうち「中学入試で出題されやすい目標はどれか」について調べた結果を、わかりやすく解説します。

目次

【SDGs17の目標】中学入試で出題されやすい目標まとめ

実際の中学入試で出題されたSDGsの目標

実際の中学入試で出題に使われたSDGsの目標と、出題した学校です。

科目はすべて社会です。

【目標5】ジェンダー平等を実現しよう

 2021年:東邦大学付属東邦中学校
 2022年:浅野中学校、開成中学校、明治大学付属明治中学校

【目標7】エネルギーをみんなに  そしてクリーンに

 2021年:東邦大学付属東邦中学校
 2022年:渋谷教育学園渋谷中学校

【目標12】つくる責任  つかう責任

 2021年:早稲田実業学校中等部
 2022年:明治大学付属明治中学校

【目標13】気候変動に具体的な対策を

 2022年:渋谷教育学園渋谷中学校

【目標14】海の豊かさを守ろう

 2022年:香蘭女学校中等科

【目標15】陸の豊かさも守ろう

 2021年:東邦大学付属東邦中学校
 2022年:お茶の水女子大学附属中学校

中学入試で出題されるSDGs目標のポイント

【中学入試で出題されるSDGs目標のポイント】

●「目標5  ジェンダー平等を実現しよう」は、頻出の目標

●環境問題に関連した目標が多い

「目標5  ジェンダー平等を実現しよう」は、頻出の目標です。

SDGsに関する問題だけでなく、「ジェンダー平等」そのものをテーマにした問題もよく出されています。

「ジェンダー平等」以外では、環境問題に関連した目標が出題されることが多いです。

【目標7】エネルギーをみんなに  そしてクリーンに
【目標12】つくる責任  つかう責任
【目標13】気候変動に具体的な対策を
【目標14】海の豊かさを守ろう
【目標15】陸の豊かさも守ろう

環境問題は重要なテーマであり企業などの取り組み事例も多く、また小学生にもなじみがあって理解しやすいことから、出題に使われることが多いと考えられます。

SDGsの目標の意味はターゲットを見るとわかる

SDGs17の目標については、目標達成のための具体的な取り組みを示した169の「ターゲット」があります。

【ターゲットの例】

例えば「目標12  つくる責任  つかう責任」については、以下のようなターゲットが定められています。(11のターゲットの一部抜粋)

12-1  持続可能な消費と生産の10年計画を実行する。先進国がリーダーとなり、開発途上国の開発の状況や対応力も考えに入れながら、すべての国が行動する。

12-3  2030年までに、お店や消費者のところで捨てられる食料(一人当たりの量)を半分に減らす。また、生産者からお店への流れのなかで、食料が捨てられたり、失われたりすることを減らす。

12-4  2020年までに、国際的な取り決めにしたがって、化学物質やあらゆる廃棄物(ごみ)を環境に害を与えないように管理できるようにする。人の健康や自然環境に与える悪い影響をできるかぎり小さくするために、大気、水、土壌へ化学物質やごみが出されることを大きく減らす。

【引用元:ユニセフSDGs CLUB  https://www.unicef.or.jp/kodomo/sdgs/】

頻出の目標については、その目標の「ターゲット」を見ておくと、目標の意味がわかりやすいです。

SDGs17の目標とターゲットは、ユニセフが運営する「SDGs CLUB」というサイトにのっています。
SDGs CLUBのサイトはこちら

SDGsについてしっかり学びたい場合は、こちらの記事を参考にしてください。

SDGsをわかりやすく教科書にそって解説!


SDGsをしっかり学べる小学生向け解説本のおすすめ4冊!

この記事を書いた人:いちこ
子供の学習について考える
東大法学部卒業後、大手企業に就職。現在は子供2人のママ。楽しく効果的な学習方法について日夜考え抜く日々。Twitterでは子供の学習や受験についてつぶやいているので、気軽にフォローしてくださいね。時々、親ばかツイートあり(笑)
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