市進学院の中学受験コースのクラス分けについて、学年別にわかりやすくまとめました。
クラスが上がる条件や下がる場合についても、調べてわかる範囲で書き出したので参考にしてみてください。
【以前の記事はこちら】
【1】わが家が中学受験をすると決めた理由
【2】小学3年生までにやっておけばよかったこと
【3】中学受験は本当に必要か?
【4】日能研に入って感じたこと
【5】中学受験するかしないか迷った結果
【6】転塾を決めた理由とタイミング
【7】市進学院への転塾
【8】市進学院のテキストや授業の評判は?
【9】自分で量を決められる!市進学院の宿題
【10】社会・地理の暗記用プリントを作る
【11】市進学院・中学受験コースの冬期講習
【12】明日の学力診断テスト「あすがく」の結果
【13】市進学院でのテスト結果
【市進学院】小学4年生のクラス分け
クラス名 | レベル |
---|---|
4V11 | 難関 |
4V10 | 応用 |
4V (4V1・4V2) | 標準 |
4年生のクラス分けは、「4V」の後ろの数字で区別します。
「4V11」は大規模校で時期や生徒数に応じて設定されるため、多くの校舎では「4V10」が最上位のクラスになります。
「4V」は校舎の規模や生徒数によって、「4V1・4V2」に分かれることもあります。
クラス名は「4V1」なら「よんブイワン」、「4V10」なら「よんブイテン」と読むよ!
【市進学院】小学5年生のクラス分け
クラス名 | レベル |
---|---|
5L10 | 難関 |
5L (5L1・5L2) | 応用 |
5V | 標準 |
5年生のクラス分けは、「5L10」がいちばん上で、次が「5L」「5V」の順になります。
校舎の規模や生徒数によって、「5L」は「5L1・5L2」と分かれる場合があります。
「5L1」と「5L2」はどちらも同じレベル(応用)の場合もあれば、「5L1(応用)」「5L2(応用~標準)」となっている場合もあるようです。
夏期講習や冬期講習で本科にプラスして受講する必修コースが、「5L10」とそれ以外のクラスでは違います。
【市進学院】小学6年生のクラス分け
クラス名 | レベル |
---|---|
6F (6F1・6F2) | 難関 (難関~最難関) |
6C | 応用 |
6A | 標準 |
6年生のクラス分けは、「6F」がいちばん上で、次が「6C」「6A」の順になります。
校舎の規模や生徒数によって、「6F」は「6F1・6F2」に分かれる場合があります。
「6F1」と「6F2」はどちらも同じレベルの場合もあれば、「6F1(最難関)」「6F2(難関)」となっている場合もあるようです。
夏期講習や冬期講習で本科にプラスして受講する必修コースが、「6F(6F1・6F2)」とそれ以外のクラスでは違います。
市進学院のクラス分けの基準
上のクラスに上がる条件
サピックスなど他の塾で実施されるような「組分けテスト」は、市進学院にはありません。
「組分けテスト」がないため、上のクラスに上がるための明確な条件はわかりません。
塾の先生に質問してみたところ、「定期テストの結果やふだんの授業の取り組みの様子などから、上のクラスでもやっていけると判断したら上げる」とのことでした。
他に条件がないかネットやママ友の話から調べたところ、クラスが上がるためには「算数ができること」が重要なようです。
ネット上でも「国語など他の教科の成績がよくても、算数が悪いと上のクラスには上がれない」という口コミが多かったです。
クラスが下がる場合
市進学院には「組分けテスト」がないので、「1回の定期テストで悪い点をとったからクラスがすぐに下がる」ということはありません。
塾の先生に聞いてみたところ、「上のクラスに上げる時に『このお子さんなら十分上のクラスでやっていける』と判断して上げているから、そう簡単にクラスを下げるということはありません。」とのことでした。
がんばって勉強についていけば、うっかりテストで失敗してもすぐにクラスが下がる心配はないようですね。
市進学院の席順は成績とは関係ない
塾によっては教室での席順がテストの成績で決まるところもありますが、市進学院の席順は成績に関係なく決められるようです。
市進学院公式サイトの「よくある質問」に、座席は成績順ではないとはっきり書いてありました。
Q.座席の指定はありますか?
【引用元】市進学院小学生 (ichishin.co.jp)
A.座席は指定制です。ただし生徒の学習状況以外にもさまざまな要素を考慮した上で、担当の判断で決定し、定期的に変更します。また予め視力の問題等で前の方の席をご希望いただいた場合は配慮いたします。成績順に並べたりすることは決してありません。
実際にうちの娘もテストの成績はそれほど変わりませんが、席は後ろの方だったり一番前だったりしてます。
市進学院は組分けや席順に明確な基準がありません。
負けず嫌いでがんばれるお子さんには物足りないでしょうが、クラスや席順が変わるのがドキドキして嫌いなお子さんにはよさそうですね。