中学受験ブログ【3】中学受験は本当に必要か?

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中学受験ブログ【3】中学受験は本当に必要か?

中学受験をする必要がそもそもあるのか?

これで悩まれる親御さんは多いのではないでしょうか。

わが家の場合、娘は本人の希望で中学受験をすることにしましたが、息子(兄)のほうは受験はしませんでした。

主人も私も自分達が中学受験を経験していないからといって、「中学受験は必要ない」と安易に決めたわけではありません。

この記事では、息子が小学3年生だった頃、私自身が「どのように悩み、受験しないと決めたのか」についてお話しします。

当たり前ですが受験事情は、地域や各ご家庭によって異なります。

記事の内容は私が住んでいる狭い地域の話であり、個人的な感想です。

【以前の記事】

>>【1】わが家が中学受験をすると決めた理由 はこちら

>>【2】小学3年生までにやっておけばよかったこと はこちら

目次

中学受験を考えるきっかけ

息子が小学生になった頃から、ママ友の間では中学受験をどうするかという話が徐々に盛り上がってきました。

小学3年生になると、塾に行き始めるお子さんも少しずつ増えてきます。

「うちは受験しないつもり」というご家庭でも、まわりで受験する子が増えてくると「やっぱり受験したほうがいいのかな?」と落ち着かない気分になってきますよね。

わが家がまさにそうでした。

中学受験が必要かどうか悩む理由

中学受験が必要かどうか悩む場合、その理由は大きく2つあると思います。

1.経済的な理由

2.受験勉強に大きく時間をとられる

1の「経済的な理由」は各ご家庭の事情によるでしょう。

2の「受験勉強に大きく時間をとられる」が、わが家がいちばん悩んだ理由です。

塾に入れば小学校後半の3年間の多くの時間を受験勉強に費やすことになります。

塾に行かずに受験勉強をするという方法もありますが、かなり大変ですよね。

わが家は主人も私も中学受験をしたことがなくわからないことだらけなのに、「塾なし受験」はさすがに無謀というものでしょう。

子供時代の貴重な3年間を受験勉強に費やしていいのか。

そこまでして中学受験をする必要があるのか。

本当に悩みました。

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中学受験の入試問題を見てみた

中学受験の入試問題を見てみた

中学受験を検討するにあたって、まずは中学受験における入試問題はどのような内容なのかを知るため、人気のある近隣校からいわゆる御三家といわれるような難関校まで、過去問を片っ端から見てみました。

もちろん大人である私が解けるかどうかという観点ではなく、息子が6年生になった時に解けるかどうかという観点です。

有名な難関校の入試問題はさすがに難しいけれど(特に筑駒)、人気の近隣校は正直そんなには難しくないと感じました。

だからといって近隣校なら塾なしでも合格できるかというと、そこまで甘くないでしょうね(汗)

中学受験に向いているのは早熟な子?

中学受験に向いているのは「早熟な子」と言われています。

証明するようなデータなどなくても「多分そうだろう」と思います。

小学生時代の息子はやや幼い感じで、「自分から能動的に勉強に取り組む」という感じでは全くありませんでした(涙)

一般的に中学受験をするかどうかを決めるということは、次のどちらに進むかを決めることになります。

中学受験をする
中学受験をしない
  • 小学校後半の3年間勉強して入れる中高(大)一貫校に進学する
  • 中学の3年間勉強して入れる高校に進学する

息子の当時の学力や勉強に取り組む態度などいろいろ考慮すると、おそらく「中学受験をしない」場合のほうが良い結果になるだろうと考えました。

地元の公立中学校は評判がよかった

地元の公立中学校は評判がよかった

わが家が息子の中学受験はしなくてよいと思った理由の1つが、地元の公立中学校の評判がとてもよかったことです。

規則もそれほど厳しくなく、かと言って荒れているわけでもなく、穏やかで真面目な生徒が多いとの評判でした。

わが家は息子がまだ赤ちゃんの頃に今住んでいる地域に引っ越してきました。

その際どこの学区になるか一応確認しましたが、そこまで深く考えていたわけではありません。

今思えば、中学校がたまたま「当たり」だっただけです。

もし住む場所を自由に選べるご家庭であれば、お子さんが行く予定の小学校・中学校の評判も十分に確認された上で住む場所を決められることをおすすめします。

「うちは受験するから公立校は関係ない」と思っていても、何らかの事情で受験できなくなったり、志望校に合格できなかったりすることもあります。

私立の小中学校にすすんだお子さんが、様々な事情で地元の公立校に転入することもあります。

そんな時に、安心して通える「地元の公立校」という選択肢があるといいですよね。

その学区に住んでさえいれば、誰でも入れるのですから。

中学受験に対する子供の気持ち

中学受験に対する子供の気持ち

親の考えもありますが、子供には子供の考えもあります。

息子本人にも中学受験について様々なメリット・デメリットについて話しました。

息子がどこまで理解したかはわかりませんが、最終的には「もっと遊びたいから受験はしない!中学に入ったら勉強して高校受験はがんばる!」という息子の言葉を信じて、中学受験はしないことに決めました。

そして中学1年生になった息子は、宣言通り、小学校の頃よりもかなり勉強するようになってくれました。

娘が中学受験をすることになったので、わが家では2年後に中学受験と高校受験が重なることになります。

子供達をあたたかく見守りながら、本人にとってよい結果になるようにサポートしていきたいと思います。

>>次の記事【4】日能研に入って感じたこと

この記事を書いた人:いちこ
子供の学習について考える
東大法学部卒業後、大手企業に就職。現在は子供2人のママ。楽しく効果的な学習方法について日夜考え抜く日々。Twitterでは子供の学習や受験についてつぶやいているので、気軽にフォローしてくださいね。時々、親ばかツイートあり(笑)
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