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【中学受験 頻出!】読書におすすめの作家②(説明文・随筆)

【中学受験 頻出!】読書におすすめの作家(説明文・随筆)

中学受験の国語においては、入試の問題に多く出題されている頻出の作家がいます。

この記事では、2016年~2021年中学入試において、多くの学校で出題された説明的文章・随筆の作家と作品についてまとめました。

ふだんから入試のレベルに慣れておくため、お子さんの読書にぜひ取り入れてみてください。

>>【物語・小説】の頻出作家はこちら

目次

稲垣栄洋「はずれ者が進化をつくる 生き物をめぐる個性の秘密」

稲垣栄洋(いながき ひでひろ)さんは植物学者で、雑草や生き物の生態に関する本を多く出版されています。

中学受験の国語の説明的文章の問題において、今最も出題されている頻出の作家です。

特に夏休み前に「ちくまプリマー新書」で出版された稲垣栄洋さんの本は、その年度の入試に出ることが多いと言われています。

「はずれ者が進化をつくる 生き物をめぐる個性の秘密」

>>はずれ者が進化をつくる 生き物をめぐる個性の秘密 (ちくまプリマー新書)

弱い生き物たちが生命をつなぐためにとってきた生存戦略について書かれた作品です。

2021年の中学入試において最も出題され、話題になりました。

2021年筑波大附属、ラ・サール、桜蔭、明大中野、大妻、城北埼玉、鴎友女子
その他出題された作品

>>雑草はなぜそこに生えているのか (ちくまプリマー新書)

2019年青山学院横浜英和、浦和実業、開智未来、城北埼玉、大妻、神奈川学園、晃華学園、 実践女子学園、大成

>>植物はなぜ動かないのか 弱くて強い植物のはなし (ちくまプリマー新書)

2017年本郷、サレジオ、学習院、開智先端、淑徳与野、洗足学園
2018年頌栄女子、東京都市大附

外山滋比古「思考の整理学」

外山滋比古(とやま しげひこ)さんは英文学者・言語学者であり、長い間にわたって中学入試の出題に多数の作品が出題されています。

2020年に惜しくもお亡くなりになられました。

「思考の整理学」

>>思考の整理学 (ちくま文庫)

外山滋比古 さんの著書で最も出題されている中学入試頻出の作品です。

「東大・京大で一番読まれた本」として、大ベストセラーになりました。

(参考)
2015年以前
栄東、青山学院、茗渓学園、埼玉平成、藤嶺学園藤沢、大宮開成、自修館中等教育、千葉日大一、浅野、藤嶺学園藤沢、聖園女学院
2017年光塩女子、広島女学院
2019年鎌倉学園、逗子開成
2020年星野学園総合選抜

外山滋比古、小林康夫ほか「何のために『学ぶ』のか〈中学生からの大学講義〉1」

「何のために『学ぶ』のか〈中学生からの大学講義〉1」

>>何のために「学ぶ」のか〈中学生からの大学講義〉1 (ちくまプリマー新書)

外山滋比古さん、小林康夫さんをはじめとして7人の学者が執筆した作品です。

中学入試において非常に多く出題されているので、まず読んでおくべき1冊です。

「知ること、考えること」外山滋比古

2016年京華女子、椙山女学園、成城、筑紫女学園
2017年カリタス女子
2018年穎明館、東京純心女子、明治大学附属明治
2019年同志社女子

「学ぶことの根拠」小林康夫

2017年広大附属
2018年吉祥女子、穎明館、安田女子
2020年大宮開成

「脳の上手な使い方」茂木健一郎

2018年広島なぎさ

「生物学を学ぶ意味」本川達雄

2021年青山学院

「『賢くある』ということ」鷲田清一

2017年早稲田

内田樹「先生はえらい」

内田 樹(うちだ たつる)さんはフランス文学者で専門はフランス現代思想ですが、武道家・翻訳家・思想家といったあらゆる面を持ち、多数の著書を出されている多才な方です。

先生はえらい」

>>先生はえらい (ちくまプリマー新書)

多くの中学で出題されている定番の作品です。

読みやすい文章ですが、内容は深く考えさせられます。

(参考)2015年以前足立学園、市川、大宮開成、海陽中等教育、公文国際学園、埼玉平成、普連土学園、明大附属明治、森村学園
2016年順天、高田中学校
2018年鶯谷、日本大学三島、美濃加茂
2019年西大和学園県外
2021年豊島岡女子

好井裕明「『今、ここ』から考える社会学」

好井裕明(よしい ひろあき)さんは、東京大学卒の社会学者で、現在は日本大学の教授をされている方です。

「今、ここ」から考える社会学

>>「今、ここ」から考える社会学 (ちくまプリマー新書)

スマホ、イクメン、LGBT、環境問題など幅広いテーマを取り上げて、私たちの日常について社会学的に見ていくおもしろさがある作品です。

2017年専大松戸
2018年カリタス女子、成城学園、日本大学豊山、本郷中学校
2019年大妻嵐山、帝京
2020年逗子開成

松村圭一郎「うしろめたさの人類学

松村圭一郎(まつむら けいいちろう)さんは文化人類学者で、エチオピアの農村や中東の都市についての著書を多く出されています。

うしろめたさの人類学

>>うしろめたさの人類学(ミシマ社)

経済や社会・国家などのつながりについて書かれた本です。

やさしい表現で書かれているので小学生でも比較的読みやすいです。

2018年 サレジオ学院
2019年海城、開成、香蘭女学校、豊島岡女子学園、早稲田実業

岡田美智男「〈弱いロボット〉の思考 わたし・身体・コミュニケーション

岡田美智男(おかだ みちお)さんは豊橋技術科学大学の教授で、「弱いロボット」の提唱により平成29年度文部科学大臣表彰科学技術賞を受賞されています。

〈弱いロボット〉の思考 わたし・身体・コミュニケーション

>>〈弱いロボット〉の思考 わたし・身体・コミュニケーション (講談社現代新書)

自らはゴミを拾えない「ゴミ箱ロボット」など、ひとりでは何もできないロボットとともにコミュニケーションについて考える内容です。

カジュアルな文体で、小学生でも比較的読みやすいです。

2018年海城、開智、甲陽学院、女子学院、東邦大学付属東邦、國學院久我山、富士見
2019年昭和学院秀英
2020年世田谷

齋藤孝「読書力」

齋藤孝(さいとう たかし)さんは教育学者で、テレビにもよく出ている方なのでご存じの方も多いでしょう。

読書力」

>>読書力 (岩波新書)

本を読むことの意味は何かという問いについて答えてくれる作品です。

(参考)
2015年以前
大妻中野、岐阜聖徳学園大附属、星城、日本大学第一
2018年東海大付属浦安高校中等部
2019年鶯谷、開智、東京女学館
その他出題された作品

>>新聞力 (ちくまプリマー新書)

2019年広島国際学院
2020年青雲、片山学園(国内)

辻信一「弱虫でいいんだよ」

辻信一(つじ しんいち)さんは、評論家・文化人類学者で、環境運動家でもある方です。

弱虫でいいんだよ」

>>弱虫でいいんだよ (ちくまプリマー新書)

弱いよりも強い方がいいのか?弱さの価値に光を当て、社会の価値基準に疑問を投げかける作品です。

2017年浦和明の星女子、神奈川学園、世田谷学園、帝京、獨協、日本大学、浦和実業
2018年 土浦日本大学中等教育
2019年湘南白百合学園、淳心学院、美濃加茂、大宮開成特待

榎本博明「〈自分らしさ〉って何だろう? 自分と向き合う心理学」

榎本博明(えのもと ひろあき)さんは心理学者で、毎年のようにどこかの中学で出題されている頻出の作家です。

「〈自分らしさ〉って何だろう? 自分と向き合う心理学」

>>〈自分らしさ〉って何だろう? 自分と向き合う心理学 (ちくまプリマー新書)

自分らしさとは何か、どうすれば自分らしく生きていけるのか、自分自身と向き合うためのヒントを説いてくれる作品です。

2016年品川女子、横浜共立、修道、立教新座、獨協埼玉、山脇
その他出題された作品

>>「さみしさ」の力 (ちくまプリマー新書)

2021年市川、鎌倉女学院

森博嗣「読書の価値」

森博嗣(もり ひろし)さんは「すべてがFになる」という有名な推理小説の著者で、非常に人気のある作家です。

「読書の価値」

>>読書の価値 (NHK出版新書)

「本選びで大事にすべきただ一つの原則とは?」 「つまらない本はどう読むべきか?」といったテーマで読書という行為の本質を突く作品です。

2019年東京都市大附属、立教女学院
2020年
2021年サレジオ学院
その他出題された作品

>>悲観する力 (幻冬舎新書)

2020年浦和実業、佐久長聖東京

池内了「なぜ科学を学ぶのか」

池内了(いけうち さとる)さんは天文学者・宇宙物理学者であり、宇宙についての著書を多く出されている方です。

「なぜ科学を学ぶのか」

>>なぜ科学を学ぶのか (ちくまプリマー新書)

科学・技術の考え方や進め方を体得するためのヒントについて書かれた著書です。

2021年の中学入試において、多くの学校で出題されました。

2021年淑徳与野、芝浦工大柏、専大松戸、吉祥女子、AICJ
その他出題された作品

>>科学の考え方・学び方 (岩波ジュニア新書)

2016年昭和学院秀英、栄東
2019年東京女学館
2020年聖望学園

山極寿一「ゴリラからの警告『 人間社会、ここがおかしい』」

山極壽一(やまぎわ じゅいち)さんは人類学者であり京大総長にも就任された方で、ゴリラ研究の第一人者です。

「ゴリラからの警告『 人間社会、ここがおかしい』」

>>ゴリラからの警告「人間社会、ここがおかしい」(毎日新聞出版)

ゴリラの目で見た文明論であり、共同体や国家のあり方を問うおもしろい作品です。

2019年桜蔭、淑徳与野
2020年北嶺、広島なぎさ、安田女子前期

汐見稔幸「人生を豊かにする学び」

汐見稔幸(しおみ としゆき)さんは教育学者であり、多くの教育や育児に関わる本を出されています。

「人生を豊かにする学び」

>>人生を豊かにする学び方 (ちくまプリマー新書)

学校で言われた通りに勉強するだけではない、本当の「学び」とは何かについて書かれた作品です。

2019年西南学院、獨協埼玉、麗澤、逗子開成、頌栄女子学院
2020年横浜共立

菅野仁「友だち幻想」

菅野仁(かんの ひとし)さんは社会学者で、残念ながら2016年にご病気でお亡くなりになられています。

ちくまプリマー新書から出版された「友だち幻想」は、ちくまプリマー新書の中でも売れ続けている作品で、中学入試において度々出題されています。

「友だち幻想」

>>友だち幻想 (ちくまプリマー新書)

全国1000人以上の先生が選んだ、キミに贈る本(キミ本)大賞第1位になった本です。

人間関係で初めてつまずきを感じる多感な年頃の中・高校生に向けて書かれた作品です。

2018年世田谷
2019年星野学園理数、広島国際学院特待、盛岡白百合首都圏
2020年東邦大東邦

今井むつみ「学びとはなにか」

今井むつみ(いまい むつみ)さんは心理学者で主に言語についての作品を多く書かれています。

「学びとはなにか」

>>学びとは何か (岩波新書)

認知科学の視点から、生きた知識の学びについて考える本です。

2017年國學院久我山、昭和学院秀英
2018年広島なぎさ
2020年東京都市大附

記事作成に当たっては、下記サイトを参考にしています。

作品 | 入試出題作品・作者 | 日能研読書ガイド (nichinoken.co.jp)
読書案内|英進館 鯉城学院 (rijo-gakuin.jp)
「入試に出る本」教えます(3)来年は外山滋比古さんの『思考の整理学』などがよく出る?!【中学受験】|ベネッセ教育情報サイト (benesse.jp)

この記事を書いた人:いちこ
子供の学習について考える
東大法学部卒業後、大手企業に就職。現在は子供2人のママ。楽しく効果的な学習方法について日夜考え抜く日々。Twitterでは子供の学習や受験についてつぶやいているので、気軽にフォローしてくださいね。時々、親ばかツイートあり(笑)
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