算数が苦手な子供は、自分で「どこがわからないのか」がわからない場合が多いです。
苦手な算数を克服するためには、まず「どこでつまずいたか」を確認しましょう。
この記事では、算数の系統表を見てつまずきポイントを確認する方法をわかりやすく解説します。
【算数が苦手な小学生】つまずきポイントは系統表を見ればわかる
算数の系統表とは?
算数が苦手な子どもに、「どこがわからないの?」ときいても、「どこがわからないかが、わからない」ということがありますよね。
そんなときは「系統表」を見て、どこでつまずいたのかを確認しましょう。
「系統表」とは、算数で学ぶ項目それぞれのつながりを表にしたものです。
【おもな算数の系統表】
●教育出版:算数系統表(PDF)
→見やすくておすすめ
●啓林館:新学習指導要領算数系統表(PDF)
→やや見づらいが、中学の数学までのっていて参考になる
算数の系統表でつまずきポイントを確認する方法
系統表をどのように見るか、教育出版の算数系統表 1ページ目の「数と計算の系統表/数の概念」で説明します。
【例:5年生で「分数のたし算・ひき算」が苦手な場合】
苦手なのは、5年生の「8.分数の大きさとたし算,ひき算」
矢印をさかのぼると、4年生の「17.分数の大きさとたし算,ひき算」につながる。
4年生の「17.分数の大きさとたし算,ひき算」が難しい場合は、さらに矢印をさかのぼって復習しましょう。
今つまずいている原因は、その前に習ったことをきちんと理解していない可能性が高いです。
つまずいたところがわかったら、前の学年の教科書でおさらいしてみましょう。
算数はつまずいたところまでさかのぼる
算数は、前に習ったことをもとにして次に進んでいく教科です。
一度つまずいてしまうと、そこからつながった先はますますわからなくなり、算数が苦手になってしまいます。
系統表を見てさかのぼり、どこからわからなくなったのか確認し、最初につまずいたところからおさらいしてみましょう。
わからないところをそのままにして進むと、ずっとわからなくなってしまいます。つまずいたところまでさかのぼって復習しましょう!
算数の系統表は先取り学習にもつかえる
逆に算数が得意なお子さんで、どんどん先取り学習したいという場合にも、系統表が役に立ちます。
算数のなかでも、「計算」が得意なお子さんもいれば、「図形」が得意なお子さんもいますよね。
その得意な分野をのばしてあげたいと思ったら、系統表をみればどのように学習がすすんでいくかがわかります。
算数全体を先取り学習するより、得意分野をのばしていくほうが効率よく学習できます。
算数に特化したタブレット学習で有名なRISU算数は、算数の積み重ねを重視したステージで構成で、計算・図形・単位などまとまった単位で学習をすすめられます。
先取り学習に非常に向いている内容になっています!
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