小学4年生の娘が半年通った日能研から市進学院に転塾し、3ヶ月近くたちました。
市進学院に実際に通ってみてわかった、テキストや授業の様子・評判などについて書きました。
【以前の記事はこちら】
【1】わが家が中学受験をすると決めた理由
【2】小学3年生までにやっておけばよかったこと
【3】中学受験は本当に必要か?
【4】日能研に入って感じたこと
【5】中学受験するかしないか迷った結果
【6】転塾を決めた理由とタイミング
【7】市進学院への転塾
市進学院のテキストは演習重視
市進学院の国語や算数のテキストは、日能研に比べるとかなりうすくて軽いです。
半年分のテキストが日能研は1冊にまとまっており、市進学院は2冊に分かれてるのが大きな理由です。
娘も「塾の荷物が軽くなった!」と喜んでいます。
市進学院のテキストがうすくて軽いもう1つの理由は、解説が最小限しかなく、ほぼ問題集のような内容だからです。
日能研のテキストは、例えば算数であれば「はじめに」「学びのひろば」など、学習に興味を持たせるような読み物のページが多数ありました。
これに対し市進学院のテキストは、無駄なものは全て省いた感じで前置きなど一切なく、「解説→ひたすら問題」です。
日能研と市進学院のテキストのどちらがいいかは、好みによりますね。
解説が詳しくて読み物としても楽しめる要素があるのは日能研のテキストです。
昔ながらの雰囲気というか、小学生に学ぶことの楽しさを教えたいという思いが込められているように感じます。
日能研とは対照的に、市進学院のテキストはまるで問題集のようにあっさりしています。
とにかく子供達に問題を解くことに慣れさせて、確実に点数を上げていく方針なのではないでしょうか。
私個人としては、娘は家でどんどん勉強するタイプではないので(汗)、塾の授業で少しでも多くの問題を解くことに慣れてくれる市進学院方式のほうがありがたいです。
ちなみに市進学院の社会のテキストはA4版のカラー印刷で、とてもわかりやすいです。
市進学院の授業の評判は?
実際に塾に通っている娘に授業の様子を聞いてみると、日能研と市進学院ではかなり違うようです。
(あくまでも娘個人の感想です。)
テキストの内容や授業の様子からまとめると↓このようになります。
●日能研
→授業は解説重視。授業でも宿題でもややじっくり考える必要のある問題が含まれている。
●市進学院
→授業は解説は短めで、とにかく問題をたくさん解く。宿題も必須の部分はそれほど難しい問題はなく、ほとんど子供が自力でできる。
日能研は、ある程度学習の下地ができている子供に向いているのかなと思います。
娘の今の学力や学習に取り組む態度から考えると、塾にいる時間内に色々完結してくれる市進学院のスタイルのほうが向いているように感じます。
市進学院の「めんどうみ合格主義」は本当?
市進学院は塾のキャッチフレーズとして「めんどうみ合格主義」を掲げていますが、これは結構本当だと思います。
日能研と市進学院しか経験していないので他にも面倒見の良い塾があるかもしれませんが、少なくとも現状は満足しています。
塾から定期的に連絡がある
月に1度くらいの割合で定期的に担当の先生から電話がきます。
先生は娘の学習状況をいろいろ話してくれた後、家庭での学習の様子や困っていることはないか聞いてくれます。
先生の方から電話をかけてきて様子を聞いてくれるのでとても話しやすく、転塾したばかりの時は本当に助かりました。
塾に相談したいことがあっても先生は忙しそうだし、なかなか電話しづらいですよね。
塾の方から定期的に連絡がもらえるのはとてもありがたいです。
授業の前後に宿題などのチェックタイムがある
4年生の娘のクラスの授業時間は↓こんな感じです。
●16:20~16:50 授業前チェック
●16:50~18:50 集団クラス授業
●18:50~19:20 授業後チェック
16:20~16:50の授業前チェックでは、来た生徒から順番に先生が宿題のチェックをして、質問に答えたり追加の類題を出してくれたりします。
18:50~19:20の授業後チェックでは、授業を続けたり、その日の授業の内容が定着しているかのチェックなどがあります。
ある時、塾の先生から電話があり、娘が算数のちょっと難しい授業の時に授業後チェックであまり理解できていないところがあったので、次回はいつもより早く塾に来れませんかとのことでした。
次の授業の時に少し早く行き、娘を含めて数人の生徒が算数のできなかったところを再度教えてもらいました。
わからないところをそのままにせず指導してくれるところは、まさに「めんどうみ合格主義」ですね。
市進学院に転塾したことで、娘の塾の宿題のためにあれこれ費やす時間がかなり減りました。
空いた時間をつかって、今後は娘の学習に役立つことを別途考えてフォローしていこうと思います。